東宝株式会社の転職希望者必見!仕事内容や待遇・年収・給与、転職難易度と求人・中途採用情報、口コミ・評判を公開
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目次
東宝株式会社の概要
東宝株式会社とは、映画・演劇の製作配給・不動産賃貸を行う会社です。中でも、映画会社として著名です。
阪急阪神ホールディングスの持分法適用会社で、阪急阪神ホールディングス(阪急電鉄、阪神電気鉄道)、エイチ・ツー・オー リテイリング(阪急百貨店、阪神百貨店)といった企業とともに、阪急阪神東宝グループの中核企業となっています。
東宝の創業者は、宝塚を作ったことでも著名な小林一三さんです。小林さんは、「よい設備で快適に、面白い芝居や映画を楽しんでもらう」ということを大切にし、東宝を生み出しました。
創設者の小林さんの精神は、今も受け継がれていて、質の高い数々のヒット作を生み出しています。たとえば、2019年に配給したアニメ映画「天気の子」は、週末の全国映画動員ランキングで3週連続の1位を獲得。第37回ゴールデングロス賞といった世界の名だたる賞を総なめにし、世界的にも高く評価されました。
魅力的なキャラクターも数多く生み出していて、1954年にシリーズ1作目を放映した「ゴジラ」は、半世紀以上が過ぎた今でも人気を集めています。2016年に放映された「シン・ゴジラ」は、空前の大ヒットを記録し最終的な興行収入は約81億円。ゴジラが、日本のみならず世界でも人気が高いことがわかります。
さらに、最近はODS配給事業にも力を入れていて、Mr.Childrenのドキュメンタリーとライブで構成された作品「Mr.Children/Split The Difference」は大成功しました。
東宝株式会社の取り扱う製品・サービス
東宝の手掛ける事業は、映画、演劇、不動産経営の3つがあります。
映画
東宝は創業以来、映画に力を入れている会社です。ただし、創業時は東宝が制作をしていた作品も多かったのですが、1990年代に入ってからは、「ゴジラシリーズ」以外の邦画制作を行っていません。外部プロダクションが制作した映画を配給し、業績を伸ばし続けています。
たとえば、2017年の映画興行収入トップ10のうち7作品が東宝の配給作品でした。最近のヒット作としては、「天気の子」「君の名は」「永遠の0」「千と千尋の神隠し」などがあります。
映画会社としての東宝の力は今も衰えることなく、今後も発展していくことが予想されそうです。
演劇
創設時、東宝の劇場では「東宝歌舞伎」や「宝塚歌劇」など様々な演劇の企画・興行を行っていました。しかし、最近は、主にミュージカルや商業演劇を制作・興行しています。クラシックから歌舞伎、邦楽など幅広いジャンルのエンターテインメントを提供し、人気を集めています。
不動産
もともと映画館用地として物件を購入していたのが不動産事業の始まりです。購入した物件の賃貸を中心に事業を展開しています。今では、不動産事業は営業利益の約4割を占めています。
2001年には、東京宝塚劇場のある「東京宝塚ビル」、実物大のゴジラで有名な「新宿東宝ビル」を竣工しています。
東宝株式会社で求人はあるの?
2021年1月現在、公式の採用ページでは中途採用を実施していませんでした。公式ページでは、新卒向けの採用情報は掲載されているものの、既卒者のための求人はありませんでした。
2022年3月に、4年制大学または大学院を卒業予定の方で、1997年4月2日以降出生の方しか応募できません。
東宝株式会社は、中途採用は転職エージェントなどを利用して行っている可能性が高いので、まずはエージェントに相談するのが大切だといえそうです。
転職エージェントの取引実績は下記に掲載されていました。
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東宝株式会社でのポジション
東宝株式会社では、中途採用を行っていません。そのため、転職者はどのようなポジションに就くのかは不明です。しかし、新卒の方のポジションについては、公式ページに以下のように記載されていました。
職種
当社は職種別採用ではなく、定期採用社員として一括採用し、映画、演劇、映像事業、不動産経営、その他の分野の企画・制作、営業、宣伝、管理等の職種に各人の適性、能力に応じて配属します。
出典: 2022年度募集要項
ですので、応募者の特性を考慮した上での採用となるといえるでしょう。
気になる待遇は?
気になる待遇は、大卒の新入社員の場合では以下の通りです。
初任給
223,600円(固定手当25,000円を含む)2020年度実績
通勤費
通勤定期券代支給
昇給
年1回 6月1日昇給
賞与
年2回 6月および12月に支給
出典: 2022年度募集要項
中途採用ならば、新卒よりも高待遇での採用となりますから、上記よりも多めの給与が支払われるといえそうです。
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東宝株式会社が大切にしていることとは?
東宝株式会社の採用情報のページには以下のような記述がありました。
東宝では、映画・演劇の作品を通して、すばらしい感動と忘れられない思い出のひとときをお客様にお届けすることを目指しています。あなたも、感動を届けるお仕事をしてみませんか。出典:採用情報
東宝株式会社は、創業から映画・演劇を中心的な事業として、企業成長をしてきました。
ですから、素晴らしい作品を提供し、多くの人を感動させることを大切にしているといえるでしょう。そのために、お客様の視点を忘れないで、今現在、社会が何を求めていて、どんなものを提供すれば感動をもたらすことができるのかということを考え続けることを大切にしているのでしょう。
東宝株式会社が求める人物像
画像引用:求める人材像
東宝株式会社の採用ページには、 Keyword 1プロフェッショナル志向、Keyword 2引き出しとアンテナ、Keyword 3プロデュース能力、Keyword 4自分を磨く力という4つを持っている人を求めていると書かれています。
東宝は、創業以来、「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」という使命を持って、映画や演劇に関する業務を行っています。
この使命に共感することができ、「好奇心」が旺盛で、自分自身が見聞きし経験してきたことを多く持っているプロ志向の高い人。さらには、新たな作品やサービスをプロデュースできる存在が求められているといえそうです。
また、自分を高めて、自分を磨くことができる人が求められていると考えられます。
「即戦力」ではなく「成長力」が期待されているといえるでしょう。
東宝株式会社の働きやすさ
東宝株式会社は、社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)や退職金制度といった福利厚生が整っています。
勤務時間は、社員一人ひとりが効率よく働けるようにフレックスタイム制(コアタイムなし)を導入しています。
有給休暇を取得しやすい職場づくりのために社内プロジェクト「ゆうゆうProject」が発足されているので、有休をきちんと消化して、プライベートを充実させることができます。
育児・介護サポートもあり、育児時短勤務や介護時短勤務を取得・利用することもできます。また、男女平等を大切にしていて、過去には男性社員の育休取得実績もあります。
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東宝株式会社の口コミ・評判
東宝株式会社の口コミ・評判を確認しておきましょう。
30代女性・人事部
社員の働きやすさをとても大切にしている会社だと思います。相談のしやすい環境が整っていて、困った事あればすぐに解決してもらえます。パワハラやいじめも私の周りでは聞きません。
コアタイムがないフレックスタイム制を導入しているので、やりにくいメンバーがいてもずらして出勤すればなんとかなるように思います。
プライベートも大切にしながら働けます。ただ、給与はなかなかあがらないので、この点は改善してほしいと思います。
40代女性・マーケティング部
女性が多く、女性のためのさまざまな制度が充実しています。フレックス制を導入しているので、保育園のお迎えなども勤務時間をうまく調整して、仕事を続けることができています。
ただ、女性社員は多いのですが、女性の管理職はほとんどいません。女性が多い部署なのに、トップは男性ということも多いです。そのため、なんとなくやりにくい、と思うことはあります。
30代女性・営業
残業少なめの企業だと思います。月に残業は30時間くらいです。繁忙期は月に100時間越えの残業をしなくてはならないこともあります。ただし、その場合はきちんと給与に反映されます。サービス残業はありません。
有給は取得しないでいると、上から指導が入ります。育児・介護サポートもしっかりしていて、働きやすさは抜群だと感じます。
さいごに:映画や演劇による素晴らしい感動を提供したい人に、東宝株式会社はおすすめ
東宝株式会社は、多くの人の心を揺さぶり感動させる映画作品や演劇を提供していっています。社員のアイデアを大切にし、会社全体に変革を起こそうとしています。ですので、好奇心旺盛な人は楽しんで働いていくことができるでしょう。
2021年1月現在、中途採用は行っていませんでした。「即戦力」よりも「成長力」を大切にしている企業なので、どうしても新卒者の採用が中心になってしまうようです。
しかし、「アズール&カンパニー」のような転職エージェントに相談すれば、非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。まずは、エージェントへの相談から始めてみましょう。