外資系メジャーレコード会社のマーケティングスタッフに転職するには? 仕事内容や年収・待遇、求められるスキル、求人・中途採用情報、口コミ
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目次
人気のアーティストやバンドを抱え、音楽トレンドの最先端を支えるレコード会社に転職したいとお考えの方はとても多いものです。
特に世界で活躍する音楽アーティストが多く所属する外資系メジャーレコード会社に転職ができたら夢のようですよね。今回は、そんな外資系メジャーレコード会社のマーケティングスタッフのポジションについて解説します。
外資系メジャーレコード会社とは?
普段CDを購入したり、配信された楽曲を購入したりする際に、レコード会社の名前が目に入ったこともあるでしょう。
レコード会社には日系企業と外資系企業が混在していますが、今回は外資系レコード会社に特化してご紹介します。
ユニバーサルミュージック
正式名称:ユニバーサルミュージック合同会社(Universal Music LLC)
こちらは、フランス系企業であるヴィヴェンディ傘下のアメリカ系企業ユニバーサルミュージックグループの日本法人です。日本に拠点を置く外資系レコード会社の中でも最大手です。
ユニバーサルミュージックの企業詳細や転職情報はこちらからご覧いただけます。
ワーナーミュージック
正式名称:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン(Warner Music Japan Inc.)
こちらは、アメリカ系企業ワーナーミュージック・グループ傘下の日本法人です。
ワーナーミュージックの企業詳細や転職情報はこちらからご覧いただけます。
ソニー・ミュージック
正式名称:ソニー・ミュージックエンタテインメント(Sony Music Entertainment)
こちらはアメリカにおいては上記2社と肩を並べ「音楽事業会社の“ビッグスリー”」と呼ばれるうちのひとつです。日本においては、ソニーグループに所属しており、アメリカのソニー・ミュージックエンタテインメントとは別法人となっています。
ソニー・ミュージックエンタテインメントの企業詳細や転職情報はこちらからご覧いただけます。
外資系メジャーレコード会社のマーケティングスタッフの主な業務内容を解説
外資系メジャーレコード会社にどのような企業があるのかがわかったところで、マーケティングスタッフがどのような業務に携わるのかをご紹介します。
レコードが売れる仕組みを作る
マーケティングとは、簡単にいうと自社の製品が売れる仕組みを作りだすことを意味します。レコード会社のマーケティングスタッフは、音楽業界を活性化させて、レコードの売り上げを伸ばしていくのが仕事です。
外資系のメジャーレコードのなかには、本国での知名度は抜群でも、日本ではまだまだ成長の余地のある企業が多く存在します。ブランド認知度向上に向けて、戦略を練り、売れる仕組みを作っていきます。そのために以下のような業務を行います。
洋楽アーティストの編成制作・マーケティングのアシスタント
所属する洋楽アーティストの楽曲に関する編成制作や、マーケティング業務にアシスタントとして参画します。
デジタルリリースのプラニング・セールスのサポート
昨今ではデジタルリリースもとても大切なリリース方法なので、それらの企画立案から実行、そして楽曲に関するセールスのアシスタント業務も担います。
関連部署とのコミュニケーション
マーケティングに関連する部署では他部署との連携が欠かせません。メールや電話のみならず、チームメンバーが円滑に業務を進められるようにコミュニケーションを取るのも業務の一環となります。
海外レーベル・マネージメントとのコミュニケーションサポート
海外レーベルとの連携も多くありますので、そのコミュニケーションに必要な準備や手続きをするのも業務となります。
プロモーションサポート
リリースした楽曲のために行うプロモーション活動のサポートを務めることも業務の一環となります。これに関してはプロモーションそのものだけにとどまらず、それに伴う準備やコミュニケーションも重要となります。
デジタルプロモーション施策を考える
近年、外資系メジャーレコード会社のマーケティングスタッフはデジタルプロモーションに力を注ぐことが求められています。
コロナ禍において、外出の自粛やライブの中止が相次いでいます。そのため、従来のように顧客先に出向いてのレコード販売営業が難しくなっているのです。
このような情勢のなかで、外資系メジャーレコード会社では自社製品やサービスなどを認知してもらうために、ITを活用して行うマーケティングに力を注いでいます。
withコロナを踏まえて、デジタルライブを計画するなどの、新しいプロモーションを考えていくこともマーケティングスタッフの大切な業務なのです。
外資系メジャーレコード会社のマーケティングスタッフの転職難易度
外資系メジャーレコード会社のマーケティングスタッフは、今現在は転職しやすい状況にあると分析できます。
withコロナ時代を勝ち抜くために、デジタルプロモーションを中心としたマーケティング部門に力を入れている企業が増えてきているためです。
求人も増加傾向にあり、即戦力となる人材を求めている外資系メジャーレコード会社も多くあります。マーケティング経験やデジタルへの強さなどがあれば転職もしやすいため、自身のアピールポイントを見つけて、転職活動をスタートしてみましょう。
洋楽アーティストの編成制作・マーケティングのアシスタント
所属する洋楽アーティストの楽曲に関する編成制作や、マーケティング業務にアシスタントとして参画します。
デジタルリリースのプラニング・セールスのサポート
昨今ではデジタルリリースもとても大切なリリース方法なので、それらの企画立案から実行、そして楽曲に関するセールスのアシスタント業務も担います。
関連部署とのコミュニケーション
マーケティングに関連する部署では他部署との連携が欠かせません。メールや電話のみならず、チームメンバーが円滑に業務を進められるようにコミュニケーションを取るのも業務の一環となります。
海外レーベル・マネージメントとのコミュニケーションサポート
海外レーベルとの連携も多くありますので、そのコミュニケーションに必要な準備や手続きをするのも業務となります。
プロモーションサポート
リリースした楽曲のために行うプロモーション活動のサポートを務めることも業務の一環となります。これに関してはプロモーションそのものだけにとどまらず、それに伴う準備やコミュニケーションも重要となります。
気になる待遇
基本的にアシスタント業務を担当するところから入社する場合、一定期間契約社員として勤務することになる企業が多いようです。
たとえば、現在募集されている「大手レコード会社<販促プロモーション>」のポジションも契約社員からスタートして正社員になることも可能なようです。待遇としては以下の通りです。
年収
想定年収:300~600万円(ご経験・ご実績を考慮の上決定)
待遇
社会保険(雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険)等完備
交通費実費支給(規程による)
休日・休暇
■土日、祝日、他会社指定休日あり(2021年度年間休日125日)
基本的に土、日、祝日休み。ただしコンサート、ライヴ、イベント、通常業務による休日勤務あり
■有給休暇
入社時に付与(年間16日間/入社月にて按分)
企業によって、勤務態度や実績、部署からのフィードバックをもとに社員登用するケースもありますので、募集内容をよくチェックするようにしましょう。
年収としては350万~400万円程度が提示されている場合が多く、賞与は年に2回貰える場合もあります。また業務の報酬としてインセンティブが発生する企業もあります。
大手の企業である強みとして福利厚生はもちろんのこと、退職金制度が準備されている場合もあるので、よく確認しておきましょう。
また、転職エージェントの取引実績は下記に掲載されていました。
■エンターテイメント業界のライセンスビジネス関連職はこちら
エンターテイメント業界のライセンスビジネス関連職の中途採用・求人特集 業界動向や想定年収などを解説 | 外資系企業、消費財業界の転職・求人なら – アズール&カンパニー
外資系メジャーレコード会社のマーケティングスタッフに求められるスキルとは?
大きなビジネスに携わり全般的なサポートに入るマーケティングスタッフには、さまざまなスキルと能力が求められます。たとえば、現在、募集されている求人では以下のようなスキルを必須としていました。
活かせる経験
■音楽業界経験を1年以上お持ちの方尚可
■PR会社に就業経験のある方尚可
■イベント運営経験のある方尚可求める人物像
■音楽・エンターテイメント業界に興味関心をお持ちの方
■関係各所と密に連携を取る等、積極的にコミュニケーションを図ることのできる方
■フットワーク軽く、あらゆる業務に柔軟に対応できる方
■責任感をもって業務に取り組める方
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特にビジネスレベルの英語力、もしくは他の言語能力があることはマストとなると考えて良いでしょう。またエンターテイメント業界での業務経験があれば、スムーズに業務をスタートすることが出来るのでより採用されやすくなります。
また、音楽や映像に特化した業界なので、音楽・映画・映像制作などに高い関心があることも重要になります
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サブスク時代のレコード会社の動向
エンタメ業界全体で大きな潮流となっているのが、月額制・定額制などのサブスクリプション・サービスの急成長です。
これからメジャーレコード会社で活躍していきたい方が気になるのは、サブスクの台頭がレコード会社に与える影響や、これからの市場動向ではないでしょうか。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングがまとめた「サブスクリプション・サービスの動向整理」の資料によると、2023年の日本国内のサブスクリプション・サービスの市場規模は、8,623億5,000万円にのぼると予想されています。
また、英国の国際レコード・ビデオ製作者連盟「IFPI」のレポートでは、音楽ストリーミングサービスとサブスク利用者数の総数は、2021年末時点でおよそ5億2,300万人となっており、1年間の間に8,000万人が新たに加入した計算になります。
日本国内だけでなく、世界の音楽市場をけん引しているのが、「Apple Music」「Spotify」「Amazon Prime Music」などのサブスクリプション・サービスです。
レコード会社をはじめとするエンタメ業界では、CDを購入して所有するのではなく、好きなときに利用する時代へと変化していると考えられます。
また、サブスクリプション・サービスから得た利用者データと、AIの技術を掛け合わせ、プロモーションや楽曲制作、ライブのセットリスト選定に活かす取り組みも進んでいます。
例えば、シーン別・ジャンル別のプレイリストを自動作成したり、楽曲が最後まで再生されたかといったデータをアーティスト側に提供したりすることで、新たな市場の開拓にもつながる可能性があります。
ワーナーミュージック・ジャパンの鈴木執行役員は、Agenda noteのインタビューにて、サブスク型へ移行する音楽ビジネスについて、次のように答えています。
「ビジネスモデルとしては、大きな利益を短期間で一気に目指すというよりも、長い期間をかけて、どれだけ聞いてもらえるかを目指す方向に変わってきている」
引用元:最高益に沸く音楽業界。サブスク浸透でCDの自社流通から撤退、デジタル人材に投資【ワーナーミュージック 鈴木竜馬】
レコード会社各社では、ユーザーの音楽の楽しみ方やライフスタイルの変化に合わせて、楽曲の提供方法やマーケティング施策も柔軟に対応していく必要があるといえるでしょう。
出典:サブスクリプション・サービスの 動向整理、IFPIレポート
おわりに:音楽業界で働くにはさまざまなスキルが必要
憧れの業界で働くためにはさまざまなスキルが必要になるということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
しかし、スキルだけあれば採用されるわけではありません。チームメンバーとともに業務を遂行していくためにはコミュニケーションや人間力もとても大切になります。
自分の強みが何であるか転職エージェントの担当者とよく話し合った上でアピールすると、ミスマッチや不採用になる失敗を減らせますので、まずは一度相談してみましょう。
「アズール&カンパニー」など、業界特化型の人材紹介会社はエンターテイメント業界への転職サポート経験が豊富な傾向にありますので、ぜひ活用してみてください。