転職大成功の鍵!外資系企業が求める人材が掲げるキャリアプランの特徴とは
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「そろそろ外資系企業への転職も視野に入れてみるか…」なんてお考えではありませんか。新卒で入社した企業で十分な業務経験を積んで、キャリアアップしたいと思ったときに「実力主義」のイメージが強い外資系企業への転職が頭をよぎるという方は多いものです。
外資系企業への転職を叶えて、その後のキャリアを順調に進めるために欠かせないものは何でしょうか。この記事では、転職を考えたら真剣に取り組みたいキャリアプランの構築について解説します。
キャリアプランはお持ちですか?
今お勤めの企業では、これまでどのようなキャリアの展望を描いてきましたか?新卒のときにイメージした○年後の自分に少しでも近づいているのでしょうか。
人によっては、「○年後の自分を描きながら働いてこなかったので、理想と現実のギャップがどれほどなのかわからない…」という方もいらっしゃいます。
一度就職して仕事をしていく限り、キャリアプランを持ちながら日々精進することは欠かせません。
現状の自分のスキルや経験をもとに、数年後にはどのような自分になりたいのか、それには転職やくわえての努力が必要となるのか、など常に意識しながらキャリアを積んでいくのと、ただ日々業務に忙殺されて過ごしているのではゴールが大きく異なってくるからです。
そのプランは卑近すぎませんか?
それなりに日々キャリアプランを描きながら仕事に邁進しているという方もいらっしゃることでしょう。そしてその中でも「比較的自分の思い描いた通りのキャリアプランを進んでくることができている」とおっしゃる方もいます。
そのような方も、今一度自分の描いているキャリアプランを冷静に見直してみてください。キャリアプラン通り難なく進めてきているのは素晴らしいことですが、それはもしかしたら、計画そのものが卑近すぎるからではないですか?
あまりにも高すぎるハードルを自分に設定してしまうと、なかなか実現できず努力が辛いものになってしまいますが、その目標があまりにも低すぎると、達成することは簡単でも自分自身の成長にはつながらない可能性があります。
適度に自分を鼓舞して成長につなげながら、自信を失わずにキャリアを進めていくためにはどのようなキャリアプランを立てておくことが望ましいのでしょうか。
理想的なキャリアプランの立て方
ここでは、キャリアプランを順序の沿って立てていく方法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
1.自己分析する~価値観~
まず、自分にとって「働く」ということがどのような意味を持っているか自己分析しましょう。
◆自分が仕事で達成感を得るのはどんなときか
◆リーダーシップに自信があるか
◆安定した環境・変動の大きな環境どちらが好みか
◆リスクがあることは避けたいタイプか
◆ここ最近の一番の業績はなにか
◆給与・業務の内容・ワークライフバランス・仕事の任され具合・社風でどれが一番大切だと思うか
これらの質問に対して、できるだけ具体的に書き出して自分の仕事における価値観を明確にしましょう。
2.自己分析する~理想とする自分を描き出す~
次に、自分の夢を具体的に思い浮かべましょう。
◆将来的な夢はなにか(業種・職種)
◆専門性を持ちたいか
◆どのレベルまで昇進したいか(職位にかんして)
◆単独で仕事を進めたいか、チームをリードする地位に就きたいか
理想とする自分を具体的にイメージすることで、おのずと就くべき職位なども見えてくるのではないでしょうか。
3.自己分析する~スキル・知識~
次に、スキルや知識の観点から今の自分を見つめ直してみましょう。
◆業務経験で培うことのできたスキルは何か
◆自分の強みとなるスキル・専門性・知識は何か
◆弱いスキル・努力が必要なジャンルは何か
◆現状努力していることはあるか
最も現実的かつ転職可否につながる部分ではないかと思います。今すでにできることを明確にした上で、今後さらなる努力が必要となるスキルなども自覚することは大きなプラスになります。
4.時間軸に置き換える
ここまで明確にしたキャリアプランを時系列に並べて具体的に書き入れましょう。「○年後までに○○において○○という職位で勤務をしたい」、「○○人のチームをまとめたい」など実数値を入れておくとより良いでしょう。
5.SMARTであるかをチェック
キャリアプランはSMARTであることが肝心であると言われています。Specific, Measurable, Attainable, Relevant and Time-boundである計画かどうかを客観的に見てみましょう。
外資系企業が好む人材のキャリアプランとは?
外資系企業が求める人材は、ズバリ先にご説明した「SMARTなキャリアプランを立てながら、企業での経験を個人のキャリアパスとして自覚できている人」です。
ふんわりと謙虚な姿勢で今後の成長について語るような人材は門前払いされると言っても過言ではありません。自分で立てたプランのために、常に自分を成長させ垂れる人間でなくてはなりません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
外資系企業においてキャリアプランとは何も企業内で可能な昇進、異動を指したものではありません。むしろ、自分の人生の中で達成したい物事として真剣に捉えている人材こそが外資系企業に求められる人物でしょう。
今すぐに、今回ご紹介したステップでご自身のキャリアを見つけ直してみてください。何かいい発見があるでしょう。