外資系アパレルブランドのデザイナーに転職するには? 仕事内容や求められるスキル・資格、求人情報
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外資系アパレルブランドのデザイナーへの転職を検討しているなら、まずは転職エージェントに登録して相談してみるのをおすすめします。
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目次
昨今、外資系アパレルブランドでは、デザイナー職の採用強化を行っています。多様化する消費者ニーズに合わせて、クリエイティビティを発揮した製品開発のできるデザイナーは強く求められているようです。人気の外資系アパレルブランドのデザイナーに転職する方法や仕事内容をしっかりと確認しておきましょう。
外資系アパレルブランドの人気企業
まずは、外資系アパレルブランドのうち、特に人気の企業を確認していきましょう。
マイケル・コース・ジャパン合同会社
MICHAEL KORS(マイケル・コース)は、1981年にアメリカで発足したアパレルブランドです。
「めまぐるしい日常を共に走り、最高の自分自身を重ねて感じられるような服やアクセサリーを必要とする女性と男性のために、私はデザインしています(*)」というマイケル・コース氏の言葉にある通り、スポーツウェアからイブニングウェア、ラグジュアリーを備えたカジュアルウェアまで幅広く展開しています。
日本法人は2010年に設立され、メンズ・レディースウェア、バッグ・財布・革小物、アクセサリー、時計などを扱っています。
*引用:Michael Korsについて | 公式オンラインストア
株式会社バレンシアガ・ジャパン
BALENCIAGA(バレンシアガ)は、スペイン出身のファッションデザイナー クリストバル・バレンシアガ氏が創設したアパレルブランドです。
一点もののオーダーメイド服を扱うオートクチュールから発足したブランドですが、昨今はストリート系のハイブランドとして日本でも人気が高く、全国の百貨店を中心に展開しています。
株式会社ステラ・マッカートニー・ジャパン
イギリスのファッションデザイナー ステラ・マッカートニーは、Chloe(クロエ)のデザイナーを経て、2001年に自身のアパレルブランドを立ち上げました。
ビジョンの一つにサステナビリティを掲げており、地球環境に配慮した再生素材などを使用した製品づくりを進めている外資系アパレルブランドです。
株式会社メゾン・キツネ・ジャパン
Maison Kitsuné(メゾン・キツネ)は、Gildas Loaëc氏と黒木理也氏の共同創業でスタートした外資系アパレルブランドです。
フランス・パリを拠点に世界38ヶ所にブティックを構えており、アパレルだけでなく、音楽・カフェ・アートなどの事業を手掛けています。
外資系アパレルブランドのデザイナーに転職するには?
外資系アパレルブランドのデザイナーに転職をするには、ブランドの求人などを見て応募するのが一般的になります。しかしながら、実は外資系アパレルブランドのデザイナーのポジションは、公式サイトなどの多くの人が見られる場所には掲載されません。
デザイナーの給与などを掲載すると、そのブランドのイメージを損なう危険性があるからです。
そのため、多くのブランドでは、転職エージェントなどを活用して、デザイナーの職を一般には非公開という形で募集をかけています。ですから、自分でデザイナーの職を探そうとすると、なかなか見つけられない可能性があるのです。
デザイナーになりたいならば、まずは転職エージェントへの登録からスタートしましょう。
アパレルブランドのデザイナー職のご相談や求人情報のお問い合わせはこちらからできます。
アパレルブランドのデザイナー職の中途採用・求人特集 業界動向や想定年収などを解説 | 外資系企業、消費財業界の転職・求人なら ー アズール&カンパニー
中途採用でも転職できる?
外資系アパレルブランドのデザイナーは、積極的に中途採用を行っています。ですから、中途採用でも転職可能です。中途採用のポイントとしては以下の通りです。
- 外資系アパレルブランドは中途採用を積極的に行っている
- デザイナーはブランドの命運を左右するポジションなので、デザイナー未経験者は転職が難しい
- デザイナー未経験ならば、専門学校に通うなどしてファッションの勉強をする必要がある
- 専門学校に通うのが難しいならば、デザイナーの資格を独学で取る
デザイナーは、デザインのスキルがある人でなくては業務を行うことができません。仮に、未経験OKとしているブランドであっても、応募者の中に経験者がいると、未経験では勝つことができません。
未経験ならば、専門学校に通ってファッションの勉強をしてみて、学内コンテストなどで実績を残してから、転職活動をスタートしましょう。しかし、もしも経済的な事情などで専門学校に通いにくいならば、独学で以下のようなデザインの資格を取りましょう。
デザイナー就職・転職に有利になる資格
デザイナーへの就職・転職では、次のような資格があると有利に進めやすくなります。
- カラーコーディネーター認定試験:実践的な色彩の知識に関する資格
- ファッション色彩能力検定:ファッションの色彩・マーケティングに関する資格
- パターンメイキング技術検定:デザイン画を型紙におこして立体にする技術・知識・実技があることを証明する資格
- 洋裁技術認定試験:洋服の裁縫・型紙製作技術などの基礎に関する資格
- ファッションビジネス能力検定:ファッション商品の企画・生産・流通などの知識と技術を評価する資格
外資系アパレルブランドへの転職でおすすめの転職エージェントについては、以下の記事で詳しく説明しています。
外資系アパレルブランドのデザイナーの仕事内容
外資系アパレルブランドのデザイナーは、そのブランドらしくて、さらには革新的なデザインを世に送り出すことを仕事としています。そのために、主に以下のような仕事をしています。
ニーズやトレンドの調査・分析
日本国内外の市場を分析し、今現在どのような製品が求められていて、今後の流行がどうなるのかといったトレンドを予測・分析します。
商品コンセプトの企画
調査によるデータをもとにして、一般の人やブランドのターゲットがどのようなアイテムをほしいと思っているかを分析し、おおまかなコンセプトを決定します。
デザイン画作成
商品コンセプトを元にアイテムを決定して、デザイン画を作成します。
パターン(型紙)の製作と仮縫い
デザインが確定したあとは、パターンナーと協力しながらパターンを作成します。さらに、パターンを元に仮縫いも行い、実際に作成したときに問題がないかを確認していきます。
仕様書の作成
パターンの大枠ができたら工場に指示を出すための仕様書を生産管理部門と相談して作成します。
サンプルの確認、販売価格の設定、素材の調整
仕様書を用いて作成されてきたサンプルを確認します。問題があれば再度仕様書を変更します。その後は、販売価格の設定、素材の調整などをしていきます。
外資系アパレルブランドのデザイナーに求められるスキル・知識
外資系アパレルブランドのデザイナーに求められるスキル・知識としては、以下のようなものがあります。
- 独創的なデザインができること
- ブランドに求められるデザインを作成できること
- そのブランドのイメージを表現できる存在であること
- 語学力があること
何よりもデザイナーとして活躍できるだけのデザイン力が大切になってくるでしょう。しかし、デザインが独りよがりなものでは受け入れられません。
ブランドに求められているものを理解し、それをデザインとして体現できる力が必要となってくるのです。
さらにデザイナーは他部署ともコミュニケーションを取ることが多いです。外資系の場合は、相手が日本人とは限りません。ですので、難なくデザインについて伝えられるだけの英語力は身に付けておかなくてはならないのです。
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外資系アパレルブランドのデザイナーが向いている人
外資系アパレルブランドのデザイナーに向いているのは、以下のような特徴を持つ人です。
- 地道な作業をコツコツと続けられる人
- 相手の求めるものを見抜けるような思いやりのある人
- コミュニケーションを取るのが好きな人
デザイナーと聞くと、華やかなイメージが持たれがちです。しかし、実際のところは、何度も何度もデザインを考え直したり、地道に仮縫いを繰り返したりしなくてはなりません。このような地道な作業も行えるような勤勉な人であることが必要とされます。
さらには、どのようなファッションが受け入れられるのかを見抜けるような洞察力や思いやり力がある人であることも大切です。
加えて、デザイナーの仕事は複数の部署と連絡を取り合って進めていきます。ですから、会社内外の人とうまく話せるようなコミュニケーション能力も必要となってくるのでしょう。
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おわりに:外資系アパレルブランドのデザイナーに転職するには、転職エージェントに登録しよう
外資系アパレルブランドのデザイナーの求人は、多く出ています。しかしながら、多くのアパレルブランドは、自社のイメージを下げないために、デザイナーの求人を一般には非公開としています。
外資系アパレルブランドのデザイナーに転職するには、まずは転職エージェントへの登録からスタートしてみましょう。ただし、未経験からの転職は難しいのが現実です。スキルに自信がないのならば、資格を取得したり専門学校に通ったりすることからはじめてみてくださいね。
外資系アパレルブランドへの転職でおすすめの転職エージェントは、以下の記事でご紹介しています。