門前払いされる前に…外資系企業に提出する英文履歴書の書き方大解説
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目次
受験においては願書、就職においては履歴書が自分の顔代わりとなることは言わずもがなですよね。外資系企業に転職したいとお考えの方であれば、すでに英文履歴書の準備は進めているかと思いますが、それはご自分の顔として採用担当者の手元に行く、という自覚はお持ちですか?
今回は、どの企業に出しても恥ずかしくない英文履歴書を出すためのいろはをご紹介します。準備がまだ、という方はぜひ早速取り掛かってみてくださいね。
英文履歴書は絶対に必要?
外資系企業への転職を志すならば、英文履歴書は用意するようにしましょう。
志望企業から提出を求められることのほうが一般的ですが、それ以上に英文履歴書を作成できないレベルでは実際の業務が思いやられます。まずは英文履歴書をきちんと用意できるように準備をしておくことがマストです。
英文履歴書の書き方
英文履歴書を作成するときに、「日本語の履歴書を英訳すればいいんじゃないの?」と思われ、また実際にそのように作成して提出する方がいらっしゃいます。
これは絶対にNGですので注意しましょう。日本語の履歴書とはまったく異なったものを提出するのだと考えて、次のポイントに気をつけて作成してみましょう。
その1.とにかく簡潔に!
日本語の履歴書では、趣味・特技といった欄が設けられている履歴書がありますが、英文履歴書においては不要です。業務に関係のない内容を書き入れることは絶対にやめましょう。また用紙はA4サイズ1枚に箇条書きでまとめておきます。
その2.アピールしたい内容を優先順位上位から!
とにかく「自分を売り込む」という行為なのだと考え、相手の企業にアピールしたい内容をできるだけ上の方から記述するようにしましょう。業務内容や保有する資格、業務に生かせる経験などがその対象です。
その3.職歴・学歴は逆時系列!
一般的な日本語の履歴書では、高校や専門学校、大学卒業という過去の出来事から順に書いていきますが、英文履歴書においては直近の情報が最も重要視されるので、直近の学歴・職務を上から書きましょう。日本人が間違えてしまいがちなポイントです。
その4.フォーマット
日本語の履歴書とは大きく異なり、英文履歴書に決まった雛形はありません。ただし、採用担当者が目を通すことに何よりも重点を置き、「見やすい履歴書」であることが重要視されます。
用紙のサイズはレターサイズ、もしくはA4を選択し、1枚で収まるように工夫しましょう。2枚めに入ってしまう場合には、できるだけ短く終わるように気をつけます。
読みやすいように、フォントは12~14ポイント程度を使用し、Times New Romanなどの読みやすく、かつビジネス向きのものを使用します。目立たせたい内容があるとしても、決して赤でハイライトなどせず、インクの色はすべて黒で統一してください。
添え状は必要?
日本の履歴書を採用担当者に送付するときは必ず添え状をつけますよね。海外の企業においてはそれを「カバーレター(cover letter)」と呼び、日本企業同様欠かせない書類です。
志望動機や希望している職種、これまで経験した業務で培ったスキルや知識などアピールしたい内容を書き入れて提出します。特段これと言った雛形はカバーレターに関してもないので、自由にアピールしたい内容を記述することができます。
ただし、これは英文履歴書ではアピールしきれない内容を表現する正式な書類であることを忘れてはいけません。また送付状とは異なることも覚えておきましょう。
何度も推敲しよう
これまでに何度も英文履歴書を作成してきた方、もしくは人事部に所属して採用に携わってきた方は日常的に英文履歴書を目にすることに慣れているでしょう。
しかし、たいていの方はそうではないと思うので、念には念を入れてチェックしておきたいところです。
自分のチェックだけでは心配な場合には、身の回りの人にも見てもらいましょう。転職エージェントの担当者に推敲を頼めば、プロフェッショナルな視点からアドバイスをくれるので最適な方法です。
これから英語を使って業務を行う業種を希望している場合、英文履歴書やカバーレターの段階でつまずいているとなかなか希望の外資系企業に転職できません。推敲を重ねて、自信を持って面接に臨める英文履歴書を作成してくださいね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
日系企業から外資系企業に転職を希望する場合、さまざまな勝手が異なります。また、アピールの方法も大きく変わってきますので事前にていねいにチェックしておきましょう。
もしわからないことがある場合には、一人で悩まずに転職のプロフェッショナルである転職エージェントの担当者に相談してみてはいかがでしょうか。きっと安心できるサポートを受けられますよ!