ゴールドマン・サックス証券(Goldman Sachs Japan)に転職できるか?年収・求人・中途採用情報
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目次
創業100年以上の歴史を持ち、今や金融業界最大手と称されているゴールドマン・サックス証券。キャリアアップや給与アップを目指して転職したいと考えている人も多いですよね。
この記事では、ゴールドマン・サックス証券の年収・求人・中途採用情報などをご紹介しています。簡単に記事の内容をまとめると以下の通りです。
- ゴールドマン・サックス証券に内定するには応募職種の実務経験が必須
- 平均年収は1200万円~1400万円
- 募集されている求人は金融取引や法務関連など多様(2021年7月現在)
- 金融専門の転職エージェントに相談することで最適なポジションや非公開求人を紹介してもらえることも
ゴールドマン・サックス証券に転職するために、必要な情報を確認していきましょう。
ゴールドマン・サックス証券の会社情報とは
ゴールドマン・サックス証券とは、金融サービスを提供している会社です。投資銀行業務、証券業務および投資運用業務を中心に 企業・金融機関・政府機関・個人に幅広い金融サービスを提供しています。日本においては、特に、投資業務、資産運用、不動産業務などのサービスを提供しているようです。具体的な業務としては以下のようなものがあります。
- M&A・・・企業、政府や公的機関、プライベート・エクイティ・ファンドなどを対象に、企業買収や買収防衛といった戦略的なアドバイスを提供する事業です。
- 資金調達・・・革新的かつ包括的な資金調達のアドバイスとソリューションを提供する事業です。
- 証券業務・・・機関投資家を対象にして、マーケットの見通し、リスク管理や執行サービスを提供する事業です。
- 投資業務・・・資金を必要とするプロジェクトや組織と投資家を結びつける事業です。
- ダイレクト・プライベート投資・・・未公開企業の株式への投資を行う事業です。
- 資産運用業務・・・日本における投信・投資顧問ビジネスといった資産運用に関わる業務を行っている事業です
- 投資調査業務・・・株式、債券、為替、コモディティ市場に関する付加価値の高い調査リポートを提供する事業です。
ゴールドマン・サックス証券は、世界的な金融サービス企業であり、東京や香港、ロンドンなど世界各国に支店があります。資本金は800億を越えていて、大手金融企業として躍進を続けている企業です。
ゴールドマン・サックス証券の転職内定が出やすい人の特徴
ゴールドマン・サックス証券の転職内定が出やすい人とは、以下のような特徴を満たす人です。
- 大学を卒業していて、応募職種の実務経験がある人
- 語学力がある人
- 仮説を立てて実証する力のある人
- チームプレーが得意な人
- 実力主義の社風になじめる人
ゴールドマン・サックスは実力主義の社風があります。そのような緊張感のある社風の中でも自分のペースを崩さずに結果を出せる人ならば求められるでしょう。
詳しく特徴を確認していきます。
大卒以上で希望職種の実務経験がある人
ゴールドマン・サックスは、即戦力として活躍できる人材を求めています。そのため、大学を出ていて、なおかつ、希望する職種の実務経験3~5年程度が必要となってくると考えられるでしょう。
金融業界や金融商品のトレンドに敏感で、ビジネスに関する深い知識を持っている人でなくてはなりません。希望する職種で何らかの活躍をしたことがある人ならば、間違いなく求められると考えられます。
語学力がある人
ゴールドマン・サックスは、多くの海外事務所を抱えています。日本で働いていても海外の事務所のメンバーと円滑にスピーディーにやりとりをすることが求められます。入社後に英語や語学のサポートしてくれる制度もあるようですが、ある程度の語学力やコミュニケーション能力の高さがあると強く求められると考えられるでしょう。
仮説を立てて実証する力のある人
投資業務、資産運用、不動産業務などのサービスを行うには、論理的思考力を必要とします。数字を読み解くセンスがあって、数字の流れをつかみ、どこに投資をすれば成果をあげられるか、うまく資産を運用するにはどのようにお金を動かせばいいかを説明できるセンスが必要になってくるのです。
チームプレーが得意な人
ゴールドマン・サックスは、「チームワーク」を社内ポリシーとしています。いくらできる人であっても、独りよがりで突っ走る人は求められません。
チームでアイデアを出し合いながら、困ったときは常に助け合って、皆でクライアントの問題解決に取り組めるような人が重視されます。ですから、過去にチームプレーでうまく活躍できた経験を有している人ならば内定も出やすいでしょう。
実力主義の社風になじめる人
ゴールドマン・サックスは、実力主義を社風としています。たとえば、毎年、パフォーマンスが下位5%~10%の社員はリストラ対象になります。結果が重視される厳しい環境下で、働いていかなくてはなりません。
このような実力主義の社風になじむことができて、プレッシャーを感じることなく、バリバリと働けるような人ならば、求められるでしょう。
ゴールドマン・サックス証券の年収情報
ゴールドマン・サックスは外資系の企業です。高いスキルや職務経験などが重視される職場ですから、その分、年収も高いようです。
おおよそ、平均年収は1,200万円~1,400万円とされています。
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ゴールドマン・サックス証券の求人・中途採用情報
ゴールドマン・サックスでは、常時、採用を実施しています。
求人や中途採用情報は、ゴールドマン・サックスのグローバルサイトのArea欄でJapanを選択し、Division欄で興味のある部門を選ぶことで確認できます。なお、部門を問わずにすべての求人を見たい場合は、All Divisionsにて検索すると、すべての部門の募集ポジションを確認可能です。
2021年7月現在、24件の採用情報が掲載されています。なお、求人はすべて英語です。その中からいくつかのポジションの概要を翻訳・要約してご紹介します。
Human Capital Management, Talent Advisor, Associate, Tokyo
人材管理に関するポジションとして、ゴールドマン・サックスの社員の採用・育成を担いながら、社員の成長や進歩を後押しして、生産性を向上させ、ゴールドマン・サックスと顧客が優れた結果を達成できる人材にすることを目標します。以下のようなスキルや経験が必要なポジションです。
求められるスキルと経験
- 関連分野で2〜3年以上の実務経験を持ち、金融や会計、数学での分析分野での学士号があると望ましい。
- 分析能力に優れること。膨大なデータセットを整理して分析し、エラーを発見して修正し、結果を解釈した上で様々な受け手に対して報告し、データの質を保証することに責を負うことのできること。
- 技術的スキルとして、Microsoft Office製品に精通すること。vlookupやピボットテーブルなどの高度なExcelスキルに長けていると非常に好ましい。
- 時間的制約やプレッシャーがかかる環境であっても複数の締め切り厳守のプロジェクトに成果物の質を担保しつつ対応が可能であること。
- 成熟しており、機密情報を管理する能力を有し、また判断力が高いこと。
- 戦略的マインドセットを持ち、概念的にものごとを考え、利害関係者に影響力を持ち、優れた行為実行を促せること。
- 数手先まで読んで行動できること。起こり得る問題に対して準備をし、必要に応じて問題をエスカレーションできること。また、タイトなスケジュールの中でも効果的にタスクを捌けること。
- 思慮分別に長け、ディテールへの配慮を欠かさず、全体を通してものごとを見ることができること。卓越した結果と、誠実性にコミットできること。
- クライアントへのサービスにフォーカスし、より良い関係性を構築できること。
- 内発的モチベーションを持ち、自立的に仕事を行いながらも、協力的環境でも能力を発揮できること。
- 口頭・文面でのコミュニケーションスキルが高いこと。また、組織的および個人間で要されるスキルを持つこと。
- 記述統計学や推測統計学など、基本的な戦略分析に関するもの。
- ビジネスインテイルジェンスツールのノウハウ(Business Objects、Tableau)。
- 人材管理のコンセプトやデータについてのノウハウ。
- 地理的多様性のあるチームで働けること、また様々な地域全体において効果的な関係性を築けること。
- 日本語および英語が堪能であることは必須。
- 日本の弁護士資格を保有していて、資格取得後5年以上の実務経験があること。
- 弁護士資格取得後、法律事務所または企業内弁護士としての実務経験があること。
- PE投資/M&A関連の書類作成や法的事項、関連法や規制に精通していること。
- 卓越したコミュニケーションスキルを持ち、チームで仕事ができること。
- 英語および日本語での法的文書の読み書きができること。
- 思慮分別に長け、ディテールへの配慮を欠かさず、全体を通してものごとを見ることができること。
- 顧客サービスにフォーカスし、様々なレベル、機能、地域において効果的な関係性を構築できる能力を有すること。
- 複数の締め切り厳守のプロジェクトにバランス良く取り組み、また長期的な戦略的目標を維持することができること。
- 優秀な学業成績を収め、学士号または修士号を取得していること。
- 頭の回転が速く、緊張感のある中でもマルチタスクで仕事をこなせること。
- ディテールに配慮することができ、分析能力に優れていること。
- 顧客との良好な関係を構築できるスキルがあること。
- 協力的環境で仕事ができること。
- 英語と日本語に堪能であること。
- 電子取引、セールス・トレーディングなどを行った経験のあること。
- STEM(科学・技術・工学・数学)系学位を保有していて、5~10年の関連業務経験があること。
- Python、C、C++、Java、シェルスクリプトのうち複数に精通していること。
- アルゴリズム、データ構造、ソフトウェア設計に適性を持つこと。
- Linuxオペレーティング・システムの内部またはネットワーク・コンセプト、あるいはその両方について経験があること。
- 高度な分析能力を持ち、緊張感のある状況下でも問題の影響と範囲を即座に特定できること。
- 高いコミュニケーション能力と対人関係能力があること。
- 分散型システムデザイン、保守、またトラブルシューティングに経験があること。
- コードのデバッグや最適化、また自動化についてハンズオンの経験があること。
- 個人間で要されるスキル、活力、また自己責任感があること。
- 単純なスクリプト以上のコーディングが可能であること。
- 第一原理から新規の問題を解決できること。
- 金融市場について知識を有すること。
必須ではないがあると好ましい資格
※詳しくは、公式ホームページの情報をご確認ください: Human Capital Management, Talent Advisor, Associate, Tokyo
MBD Legal, Vice President, Tokyo
法務関係の仕事です。訴訟や仲裁への対応、契約や知的財産権への対応などを行います。日本での幅広い投資活動に関するすべての規制、法律、コンプライアンス関連、風評被害などのリスクについて助言を行うポジションで、応募のためには以下のような資格やスキルを満たしている必要があります。
求められるスキルと経験
必須ではないがあると好ましい資格
※詳しくは、公式ホームページの情報をご確認ください: MBD Legal, Vice President, Tokyo
Global Markets, Program Trading, Sales Trading, AN/AS – Tokyo
日本国内の株や国際株のトレーディングを通じてビジネスの収益性を高めることを目的とし、市場から未知の可能性を見つけ出し、顧客にイノベーションを提供します。以下のような資格やスキルが必要です。
求められるスキルと経験
必須ではないがあると好ましい資格
※詳しくは、公式ホームページの情報をご確認ください: Global Markets, Program Trading, Sales Trading, AN/AS – Tokyo
Software Engineer – FICC SMM Technology
ソフトウェアやシステムを作る仕事です。世界を活性化させて変化させていくことができるようなモノを生み出すことを使命としているポジションであり、大規模なスケーリングが可能なソフトウェアやシステムの構築、低遅延のインフラ・ソリューションの構築、サイバー脅威への積極的な対応などを行います。
求められるスキルと経験
必須ではないがあると好ましい資格
※詳しくは、公式ホームページの情報をご確認ください: Software Engineer – FICC SMM Technology
ゴールドマン・サックスで働いたことがある人からの口コミ・体験談
実際に働いていたことがある人から体験談を聞きました。
24才・女性・会社員
ゴールドマンサックスで働いてみて、こちらの積極性を重視して配属する部署を決定して下さるところが良かったです。
私は、研修を終えて当初はコンプライアンスに関する部署に配属される予定だったのですが、マーケティングに関する部署に興味があることを熱心にアピールしたところ、希望通りの部署に配属してもらえました。
さらに、OJTで担当して頂いた年齢の近い先輩から、仕事の仕方を丁寧に教えて頂き、慣れない中で失敗してしまった際にも、ご自身の経験をもとにアドバイスしてもらえて、仕事を進めやすくなってありがたかったです。
また、忙しい時には残業が増えたものの、その分上司の方たちが毎月のように有給休暇を取得しているかを確認して下さり、忙しくない時期を見計らって、仕事量を調整して下さり、有給休暇を消化できるように工夫して頂けたので、働きやすかったです。
さらに、同期入社の社員たちとも違う部署でも定期的に集まってそれぞれの仕事内容に関して話せる場を会社で設けて頂けたので、同期入社の社員同士で支え合ながら働けて良かったです。
口コミ・体験談について
収集場所:クラウドソーシング
収集期間:2021年 7月20日~8月3日
おわりに:ゴールドマン・サックス証券への転職は転職のプロの力を借りましょう
ゴールドマン・サックスの採用は、いずれも業種の経験者であることや関連の学位を保有していることが応募条件になってきます。もしも、必須の条件を満たしていない場合は、まずは金融業界などで実務経験を積んでから挑戦するのがベストでしょう。
なお、この際には、転職やキャリアに関する相談にも乗ってくれる転職エージェントを活用すると、よりよい助言を与えてもらえるはずです。
少しでも早くそのキャリアに近づくために、まずはあなたの最大のパートナーとなってくれる担当者に出会いましょう。外資系企業・難関企業の転職成功事例が豊富な「コトラ」のような転職エージェントがおすすめです。
翻訳監修者
堂本秋次
翻訳家、校正家、英語学習メンター、講演家、作家。
ESAC®認定 英語学習アドバイザー資格取得、
英検1級、単検1級、TOEIC 965、国連英検A級。
Lancer of the Year 2016 受賞、Lancer of the Year 2018 パネリスト。
公式Twitter:堂本 秋次 🎩翻訳家/英語学習メンターさん (@Akitsugu_Domoto) / Twitter
公式YouTubeチャンネル:翻訳家の舞台裏 / Akitsugu Domoto – YouTube