エグゼクティブ求人に強い転職エージェントおすすめ9社!特殊な中途採用選考フローを勝ち抜くために
エグゼクティブ転職を検討しているなら、まずは転職エージェントに登録して相談してみるのをおすすめします。
業界特化で実績豊富な「アズール&カンパニー」に相談してみてはいかがでしょうか。
目次
上級管理職や経営幹部層などエグゼクティブ向けの中途採用の転職では、信頼できるエージェント選びがポイントです。
この記事の内容をまとめます。
- エグゼクティブ転職の特徴は、人材の需要が拡大傾向にあること
- 特殊な選考フローを勝ち抜くためには、転職エージェント活用がおすすめ
- エグゼクティブ転職に強いエージェントは、実績やコンサルタントの質で選ぶ
ご紹介するおすすめのエージェントを参考に、信頼できるエージェントを見つけ、転職活動をより有意義なものにしていただけると幸いです。
エグゼクティブ転職の特徴
「Executive(エグゼクティブ)」には「役員・執行部・支配人」などの意味があり、エグゼクティブ転職は、組織における実行力のある上級管理職や経営ポジションへの転職のことを指します。
まずは、今の仕事よりも好条件のポジションを狙っている方向けに、エグゼクティブ枠への転職で見られる特徴を解説します。
エグゼクティブ採用の需要が高まり人材は不足している
昨今、さまざまな理由から、エグゼクティブ採用の需要が高まっています。
具体的には、次のような日本経済の現状が背景となっています。
- 急成長中のベンチャー企業で経営幹部層に適した人材が不足している
- 日本の人口減少・後継者不足によるM&Aの増加で、外部からCEOや経営者を採用する必要がある
- 海外へグローバル展開したいが、現地法人を任せられる人材が社内にいない
エグゼクティブ採用の需要は高まっているものの、その役割を担えるレベルの人材は限られているため、各社優秀な人材の獲得に力を入れています。
人材の需要が拡大していることから、エグゼクティブ転職を目指している人にとってはチャンスの時流といえます。
年収アップはもちろん、専門性の高い仕事や経営層に近い経験を積める
エグゼクティブ求人の年収は800万~1,000万円以上が相場となっており、役職や業種によっては2,000~3,000万円以上の待遇も見られます。
エグゼクティブ転職に似た言葉に「ハイクラス転職」があり、どちらも年収が高いポジションへの転職を指しますが、エグゼクティブはその中でも特に役職のグレードが高いものを指します。
エグゼクティブ採用されると年収アップはもちろん、専門性の高いポジションや、新規事業に関わる部署、組織内の重要な役職といった経験を積めるようになります。
現在の会社でのポジションが部課長のミドルクラスであれば、中途採用入社した転職先で部長クラス以上のランクアップしたポストに就ける可能性は十分に考えられます。
また、一度エグゼクティブ職を経験すると、転職市場での値打ちが高まり評価もあがるため、その後のさらなるキャリアアップも期待できます。
豊富な経験や高いマネジメント能力が求められる
エグゼクティブ転職では、個人プレイヤーとして活躍すること以上に、チームをリードし、周囲を動かして成果をあげる能力の方が重要視される傾向があります。
豊富な経験や高いマネジメント能力が求められるため、誰でもなれるわけではありません。
部長クラス以上のエグゼクティブ求人の応募要項を見ると、課長・チーフ・係長などの経験が条件になっていることが多いようです。
20代、30代のうちにその分野で実績を積み、30代後半でハイクラス転職、その後マネジメント経験を経てエグゼクティブ転職へという流れが一般的といえそうです。
求人は基本的に非公開かつ少数
エグゼクティブに該当する役職の数は限られており、求人数は一般のポジションのよりも格段に少なくなります。
また、上級管理職・役員などは事業や経営に密接なつながりのあるポジションであるため、企業は求人情報を一般公開したがりません。
そのため、一般的な転職サイトなどではなく、特定の転職エージェントを通さなければエグゼクティブレベルの求人と巡り合うのが難しいといわれています。
エグゼクティブ転職でエージェントを利用すべき理由
「高い専門性・経験・能力が求められる」「非公開求人が多い」といった特徴があるエグゼクティブ転職では、次の3つの理由からエージェントの利用がおすすめです。
理由1:希望条件に沿った非公開求人を紹介してもらえるから
企業の中核となるエグゼクティブクラスの求人は、非公開かつ少数であるため、そもそもエージェントに登録しないと求人検索や応募自体できないケースがほとんどです。
エグゼクティブ求人を多く扱っている転職エージェントを利用することで、求人の閲覧・応募はもちろん、より希望条件に近い求人をピックアップして紹介してもらえるようになります。
特に、CEO・COO・CFOなどの経営幹部の求人は、一般の転職サイトにはほぼ掲載されることはないため、グレードの高いポジションに就くにはエージェント利用は必須といえます。
理由2:年齢に応じたアドバイスを受けられるから
エグゼクティブ転職では、専門性・経験・能力をアピールする必要がありますが、実は転職する年齢によっても適切なアプローチは異なります。
転職決定者の年齢層は30代後半以上が大半となっており、転職市場では年齢が実務経験年数に直結すると考えられています。
そのため、仮に20~30代前半でエグゼクティブ枠へ挑戦する場合、年齢以上のスキルや実力があることを明確にアピールしなければなりません。
また、30~40代以降であれば経験年数もそれなりにあるステージとなり、自身のキャリアビジョンを明確にするなど、人材としての価値をより高める工夫が必要です。
企業の求人ニーズを理解している転職エージェントなら、このような年齢に応じたアドバイスも得意としているため、心強いサポーターとなってくれるはずです。
理由3:給与や待遇面で交渉が必要だから
エグゼクティブ求人では、給与や待遇が応相談となっているケースも多く見られます。
自身で進めるのが難しい条件交渉であっても、交渉経験の豊富な転職エージェントを利用すれば、サポートを受けながら進められるため安心です。
なかには、交渉や企業とのやり取り自体を代行してくれるエージェントもあるため、活用することで年収アップやよりよい勤務条件も期待できます。
エグゼクティブ採用に強い転職エージェントの選び方・コツ
難易度の高いエグゼクティブ枠への転職を成功に導くためは、信頼できるエージェント選びが重要です。
エージェントを選ぶ際には、次の選び方・コツを意識してみてください。
- エグゼクティブ採用に特化したエージェントを選ぶ
- 転職サポートの質や実績で選ぶ
- キャリアコンサルタント・アドバイザーの質で選ぶ
企業によっては、優秀な人材を確実に採用するために、特定のエージェントにのみ公開している場合もあります。
エグゼクティブ特化型の転職エージェントサービスであれば、求人数や求人の質も他社より優れている可能性が高く、より満足度の高い転職活動が可能になります。
また、一般的な転職とは異なる応募・選考フローで進められるエグゼクティブ採用では、ノウハウやサポート経験がどれだけあるかも判断材料となるでしょう。
実績が豊富なエージェントなら、市場動向や今後の変化などデータにもとづいた説得力のあるアドバイスが期待できます。
エージェント選びで迷ったときには、キャリアコンサルタント・アドバイザーの質で選ぶのもひとつの方法です。
相談へのレスポンスの早さや、客観的なアドバイスをしてくれるかといった点もチェックしてみると良いでしょう。
エグゼクティブ転職に強いおすすめ転職エージェント9選
エグゼクティブ転職に強いおすすめの転職エージェントを9社ピックアップしてご紹介するので、参考にしてみてください。
アズール&カンパニー
アズール&カンパニーは、エグゼクティブ求人の多い外資系企業やグローバル企業に特化した転職エージェントです。
2024年8月時点で、年収1,000万~2,000万円クラスの求人を142件公開しています。
具体的には、外資系大手企業などの「経営企画室責任者」「法務部長候補」「シニアマーケティングマネージャー」といった、上級管理職や経営幹部層の求人が掲載されていました。
特に、高級消費財やラグジュアリーブランド・ハイブランド、スポーツ&アウトドア、エンターテイメント、フード&サービス、通販・ECといった業界での転職サポートに精通しているため、気になる業界があれば、一度相談してみると良いでしょう。
エグゼクティブクラスの求人は非公開かつ数が限られているため、エージェントに登録しない場合、閲覧や応募が困難になることがあります。アズール&カンパニーのように、エグゼクティブ求人に特化した転職エージェントを利用することで、求人の閲覧・応募だけでなく、希望条件に合った求人を選りすぐって紹介してもらえます。
下記から、チャットでサポートに無料相談できます。
doda エグゼクティブエージェント
doda エグゼクティブエージェントは、社長候補・役員・部長などのエグゼクティブ層に特化した転職エージェントです。
転職サイト「doda」のサービスのひとつで、特にエンジニアや士業といった専門職・技術職のスペシャリスト層へのサポートに強いのが特徴です。
エージェントが求人をピックアップして紹介するのではなく、企業からのスカウト式であるため、紹介式より選考まで期間がかかる可能性があります。
転職を急いでいない方、気長にスカウトを待つスタイルでも問題ない方は登録してみても良いかもしれません。
JAC Executive
JAC Executiveは、JAC Recruitment Groupが提供しているエグゼクティブ向けのエージェントサービスです。
JAC Recruitment Groupが30年以上培ってきたノウハウを活かし、経営幹部や役員クラスの転職サポートを行っています。
これまでに実績のある業種は、メーカー、IT・Web、ヘルスケア、金融、消費財、サービスなどで、職位は部長クラス以上が大半を占めています。
リクルートエグゼクティブエージェント
リクルートエグゼクティブエージェントは、経営層・エグゼクティブ層に特化した転職エージェントです。
2024年1月時点での対応業界は、製造業、ライフサイエンス、ヘルスケア、IT・Web、消費財・食品、サービスの業界となっています。
求人依頼実績の約9割が日系企業、約1割が外資系企業であるため、日系企業へのエグゼクティブ転職に絞っている方におすすめです。
doda X
doda Xは、パーソルキャリアが運営する転職エージェントサービス「doda」の中でも、エグゼクティブ向け求人を扱う部門です。
年収800~2,000万円の非公開求人を中心に扱っており、経営戦略の立案・策定を行う「経営企画」など、経営の根幹に携わる経験を積めるポジションもあります。
doda Xでは、ヘッドハンターからのスカウトを待つ「ヘッドハンティングサービス」、または通常の「求人紹介サービス」を選択して登録することができます。
多くのエグゼクティブ向けのキャリア形成に寄り添ってきたコーチングのプロが、納得できる理想のキャリア形成の実現をサポートしてくれるはずです。
ただし、公開中の募集求人数はあまり多くないため、他の転職エージェントサービスと併用することをおすすめします。
LHH転職エージェント(変更前: Spring転職エージェント)
Spring転職エージェントは、スイスに本部を置くアデコグループが運営する転職エージェントです。2023年4月3日からは、「LHH転職エージェント」へ名称が変更になりました。
同社では、外資系・日系企業の、ミドル層からエグゼクティブ層までを専門とした転職支援を行っています。
CEO、COO、CFO、CTOなどのポジションも紹介しており、これまでに、CEO、IT部長職、Country Managerなどの転職支援実績があります。
ワークポートエグゼクティブ
ワークポートエグゼクティブは、エグゼクティブ転職に強い転職エージェントです。
上級ポジションや経営層向けなど、年収800万円以上のエグゼクティブ案件を中心に紹介しています。
幅広い企業とのネットワークと信頼関係を築いており、非公開求人も複数扱っています。
登録すると、専任の転職コンシェルジュによる手厚いサポートを受けられます。求人企業とのコミュニケーションや経験から、過去の面接で出た内容をアップデートし、最新の面接対策を提供してくれるはずです。
エグゼクティブ転職では、面接などで効果的なアピール方法は一人ひとり異なりますが、同社では候補者の経験・スキル・個性に合った個別相談ができるため心強いでしょう。
EXE
EXE(エグゼ)は、企業と社外取締役・監査役などのエグゼクティブ人材をつなげるためのマッチングサービスです。登録すると、社外役員の求人情報がメールで届きます。
基本情報や経歴書の登録だけで簡単に始められ、面談などの手続きは不要です。募集メールに返信するだけで応募が完了し、即座に就任しなくても、自分のタイミングで応募することができます。
ただし、公開求人数や非公開求人数は非公開となっており、募集があった場合のみ求人内容が登録者に共有されるため、転職を急いでいない方や長期視点で良い求人を探したい方に適したエージェントといえます。
BEET-AGENT(ビートエージェント)
BEET-AGENT(ビートエージェント)は、年収600万円〜2,000万円以上を目指す管理部門やバックオフィスのプロフェッショナルを対象とした転職支援と専門求人の紹介を行うエージェントです。
企業の成長を支えるリーダークラスやミドルクラスの管理部門を中心に、エグゼクティブ求人への転職を目指す方のキャリアアップをサポートしています。
同サービスでは、管理部門の転職市場に精通した「キャリアアドバイザー」と、上場企業やIPO準備中の企業、ベンチャー・スタートアップの担当である「リクルーティングアドバイザー」が、両面から手厚くサポートを行います。
取扱職種は、法務・経理・財務・内部監査・経営企画・CXO候補などで、成長意欲の高いベンチャー企業から上場企業まで、約4,000件の非公開求人を保有しています。
市場価値診断などを受けられるため、自身の市場価値が気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
さいごに:特殊な応募・選考フローのエグゼクティブ転職ではエージェント活用が成功の鍵
エグゼクティブ職の役割を担える人材が不足している今、より好条件のポジションを狙っている方にとってはチャンスの時流といえます。
しかし、会社の中核を担うエグゼクティブ枠への転職では、応募・選考フローが通常の転職とは異なり、難易度は非常に高めです。
特殊な選考で勝ち抜くためには、エグゼクティブ転職に強いエージェントの活用がおすすめです。
本記事の内容を参考に、実績豊富で信頼できるエージェントに出会い、会社の根幹を支える重要なポジションへの転職に成功されることをお祈りしております。