外資系大手消費財メーカーのアートワークプロダクションスペシャリストに転職するには? 仕事内容や待遇、求められるスキル、求人情報
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目次
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外資系企業とひとまとめにしても、さまざまな業界、業種が存在します。まずは自分がどのような業界の、どのような職種に転職したいかを明確にすることから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事では、具体的なポジションを例に挙げて、業務内容や待遇について解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
外資系大手消費財メーカーとは?
今回は、食品、洗剤、ヘアケアなどをはじめとして家庭内で使用する製品を取り扱う外資系大手消費財メーカーを例にとってご説明します。まずは外資系大手消費財メーカーにどのような企業があるかを知っておくとイメージしやすいでしょう。
P&Gジャパン
アメリカ合衆国に本社を置くP&Gは、世界180カ国以上48億人以上の人に愛用されている生活用品を取り扱う世界最大の消費財メーカーとして知られています。
アリエールやボールドといった洗濯洗剤、シャンプーのパンテーン、スキンケアではSK-ll、男性用品ではGillette(ジレット)などのひげそり用品を取り扱っており、これまで生活の中で一度も目にしたことがないという方はまずいない製品を数多く取り扱っています。
日本ロレアル
日本ロレアルは、フランスに本社を構える世界一の化粧品メーカーであるロレアルグループの日本法人です。
創業当時から、化粧品ビジネスにのみ集中しており現在では世界中で愛用者を多く持つ32のグローバルブランドを展開しています。日本ロレアルでは、アジアにおける研究開発の戦略的なポジションを持っており、さまざまな商品開発も行われています。
その社名通り、ロレアルの製品はもちろんのこと、Lancome、shu uemuraといった高価格帯の化粧品意外にもマスカラなどで知られるメイベリンニューヨークのような低価格帯の化粧品も取り扱っています。
ユニリーバ・ジャパン
ユニリーバ・ジャパンは、世界最大級の消費財メーカーとして広く知られるユニリーバの日本法人です。世界中でパーソナルケア・ホームケア・食品といった分野における製品を展開しています。
日本ではDove(ダヴ)やシャンプーのLUX、紅茶のリプトンなどを展開しています。高級な製品ではなく、人々の生活に根付いた製品を高品質で届けるということに注力したメーカーとして世界中で愛されています。
ジョンソン・エンド・ジョンソン
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、日本において一般向け製品、コンタクトレンズ製品を取り扱っており、前者はコンシューマーカンパニー、後者はビジョンケアカンパニーがそれぞれ販売をしています。
日用品ではバンドエイド、ジョンソン綿棒などが広く知られており、またベビーのための生活用品としてベビーローション、ベビーオイル、ベビーパウダーなども古くから愛用者の多い製品です。
コンタクトレンズ製品はワンデイアキュビューをはじめとしたアキュビュー製品を取り扱っており、日本人においても馴染みの多い製品を多く取り扱っている企業です。
イメージ通りの米系企業、意外にゆったりした欧州企業
外資系大手消費財メーカーという言葉を聞くと、ノルマに追われるハードワークばかりをイメージされる方も少なくないのではないでしょうか。
外資系大手消費財メーカーと一括りにしても、大まかに言ってアメリカ系企業とヨーロッパ系企業が存在し、それぞれ非常に異なった文化や雰囲気を持っています。
ハードワーク、高収入の米系企業
すべてのアメリカ系企業に共通することではありませんが、アメリカ系企業は基本的にハードワークの代わりに高収入であるというケースが多い傾向にあります。
高収入を得るにふさわしいスキルに絶対の自信がある方はこのような企業で実力をアピールしダイナミックな金額の収入を得るという方法があります。
家族や健康第一の欧州企業
アメリカ系企業と比較して、家族との関係性や社員本人の健康状態にまで気を配った働き方を推奨する傾向にあるのがヨーロッパ系企業です。
家族が体調不良になってしまった場合や、自身が体調不良の場合、チームでフォローして協力するという姿勢が基本にあります。
一方でアメリカ系企業と比較すると収入はそうダイナミックに高額ではないケースが多く、高収入、昇進スピードの速さがモチベーションの軸である方にはあまりおすすめできません。
外資系大手消費財メーカーのアートワークプロダクションスペシャリストの主な業務内容を解説
外資系大手消費財メーカーにどのような企業があるか把握できたところで、アートワークプロダクションスペシャリスト具体的な業務内容のご説明に移りましょう。
広告代理店との業務
アダプティブデザインの納品を円滑に進めるために広告代理店とともに以下のような業務を遂行します。
- アートワークの進行管理業務
- 制作物の効果を測定する
- アートワークツールの管理
- パーッケージデザインの品質管理および納期の管理
- 社内、そして社外との調整
アートワークプロダクションスペシャリストというポジションでも、企業や部署によって、デザインそのものを任される場合と、ディレクションのみとなる場合がありますので、事前に転職エージェントの担当者などを通じて確認しておくと良いでしょう。
気になる待遇
基本的に正社員での雇用となります。年収としては400~600万円が目安となりますが、これまでの経験や実績によって変動しますのでアピールできる要素はしっかりと伝えましょう。
賞与や社保・厚生年金・労災保険・雇用保険などは完備されいるケースが多く、福利厚生も充実している傾向にあります。
外資系大手消費財メーカーのアートワークプロダクションスペシャリストに求められるスキルとは?
業務内容も、待遇も非常に恵まれているポジションですが、従事するためにはどのようなスキルが求められるか解説します。
- デザイン会社や印刷会社での就業経験○年以上
- ビジネスレベルの英語(読み書きともに)
- プロセスをリードしていく牽引力
- 状況把握に優れていること
- 円滑なコミュニケーション能力
基礎的な経験はもちろんのこと、社内外の方々と日々やり取りを行うので、コミュニケーション能力の高さは高く評価されそうですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
外資系企業への転職を検討していてこの記事を読み、「求められるスキルが多すぎる…自分には永遠に無理…」と思われた方も少なくないことでしょう。
確かに外資系企業が採用候補者に対して求めるスキルや経験、今後の展望などはとても詳細であり、未経験からでは到底追いつかないような業務量を任せられることになるケースもあります。
しかし、それは外資系企業の採用方法特有のものであることを知っておく必要があります。
日系企業の採用方法とは大きく断り、外資系企業においてはポジションに見合うSpecific人材を採用したいという傾向にあり、今後成長する伸びしろがある人材を探し出そうという方向性ではないことが多いのです。
ただし、一番重要視しているのはスキルの有無ではなく、「現場の即戦力となれるかどうか」です。似た経験やスキル、もしくは活かせる経験やスキルがありそうであれば、可能な限り伝え、自分という人材を高く売り込み工夫を凝らしましょう。
そういった戦略を練って転職活動をしていくためにも、外資系企業への転職には心強いパートナーが欠かせません。それは友人や知人でももちろんOKですが、これまでさまざまなケースの転職に立ち会ってきたプロフェッショナルであれば尚の事安心ですよね。
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