米大手スポーツブランドのシニアアカウンタント(GLリーダー)に転職するには? 仕事内容や待遇、求められるスキル、求人情報
外資系企業への転職を検討したとき、まずは自分の興味ある分野に目を向けたいとお考えではありませんか?これまでの経験を生かして外資系企業に転職する場合、給与や福利厚生もとても大切ですが、やはりやりがいも同じように重要です。
この記事では、アメリカの大手スポーツブランドでシニアアカウンタント(GLリーダー)に転職する場合を例に気になる業務内容や待遇を解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
米大手スポーツブランドとは?
アメリカといえばスポーツの国、というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、そのイメージ通りスポーツブランドもたくさん生み出しています。具体的にどのようなブランドがあるのか見ていきましょう。
Nike(ナイキ)
ナイキは、フィル・ナイト氏が1972年にアメリカ合衆国で設立したスポーツブランドです。
本社をオレゴン州に置き、世界的に有名なスニーカー、スポーツウエアなどスポーツに関連する製品を日々生み出しています。ナイキはそれまでスポーツシューズブランドの二大巨塔として存在してきたドイツメーカー、プーマとアディダスをよそにスポーツシューズメーカーとして首位の座に躍り出ました。
現在でもランニングシューズには定評があり、スポーツブランドの代名詞とも言われるブランドとして君臨しています。
Under Armour(アンダーアーマー)
アンダーアーマーは1996年にメリーランド大学のアメリカンフットボール選手が創業した比較的歴史の浅いスポーツブランドです。
それにもかかわらず今や世界中に熱烈なファンを持っており、野球、ゴルフ、サッカー、バスケットボールといったスポーツをする上で欠かせないスポーツウエアブランドにまで成長しています。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
ザ・ノース・フェイスは1968年に前リカ合衆国カリフォルニア州バークレーで創業されたスポーツブランドです。
「真の機能性の追求と自然との共存」というテーマのもと開発された製品の中でも、とくにアウターには定評があり、優れた保温性とその軽量さからアウトドア愛好者には欠かせないスポーツウエアブランドとして現在も高い人気を誇っています。
New Balance(ニューバランス)
ニューバランスは1906年にアメリカ合衆国ボストンでアーチサポートインソールを作成し扁平足に悩む人をサポートする矯正靴メーカーとして誕生しました。
足の解剖学的な見地、整形外科・運動生理学に深い見識を持っており、その知識をもとに制作したランニングシューズは他にはないフィット感を齎すとして世界中に愛されています。現在はシューズのみならずアパレル製品をはじめ時計などの展開もしています。
米大手スポーツブランドのシニアアカウンタント(GLリーダー)の主な業務内容を解説
アメリカの大手スポーツブランドにどのようなものがあるかわかったところで、実際のシニアアカウンタント(GLリーダー)がどのような業務にあたるのかを解説します。
- 総勘定元帳、買掛金、売掛金、固定資産に係る日常経費処理および管理
- 四半期決算、B/S調整
- 買掛金、売掛金チームのサポート
- 税務申告書作成、監査法人対応
- 固定資産管理
- 内部統制構築
会計士・税理士の資格を保有している方、もしくはこれまでにファイナンスの部署で業務していた方にとっては把握しやすい内容なのではないかと思います。
シニアアカウンタントというポジションなので、アカウンタントとして担当する以上の内容を求められるでしょう。
気になる待遇
シニアアカウンタントとして責任あるポジションの業務を担当するにあたり、どのような待遇なのか気になるところですよね。実際の求人情報をもとにご紹介します。
- 正社員として雇用
- 年収の目安は550~700万円程度(経験やスキルによって増減あり)
- 健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険完備
- 退職金制度あり
- 社員割引制度あり
- 年間給餌123日
- 週休2日制(土日)
- 誕生日休暇・スポーツ休暇あり
福利厚生についてはすべて網羅されているといえますし、社員割引があるのも嬉しい特典ですね。また誕生日休暇やスポーツ休暇が設けられているというところがとてもユニークです。
米大手スポーツブランドのシニアアカウンタント(GLリーダー)に求められるスキルとは?
待遇もよく、仕事内容も充実している米大手スポーツブランドのシニアアカウンタント(GLリーダー)になるにはどのようなスキルを求められるのでしょうか。自分にそのスキルが十分備わっているか確認してみてくださいね!
- 経理経験5年程度あること
- USGAAP、会計に関する知識を有していること
- 原価計算の経験があること
- 業務上必要なPCスキル(Excel:ピボットテーブル、Vlookup)
- ERP経験(SAP、M3、BW、Diverなど)
- ビジネスレベルの英語力(読み書き・ヒアリングがスムーズに行えること)
シニアアカウンタントというポジションであるため、最低必要な経験年数も比較的長く、求められるスキルも多岐にわたるということがおわかりいただけるでしょう。
ただし、これまで同様の業務を担当してきた方にとってはあまりハードルの高い内容ではないかもしれません。
おわりに
外資系企業に転職する場合、自分自身の経験やスキルが求人情報に伴っているかどうかも重要ですが、それ以上に的確なアドバイスと後押しをしてくれる存在がさらに重要となります。
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