ラグジュアリーブランド・ハイブランドのリテールオペレーションマネジャー(販売管理職)に転職するには? 仕事内容や年収・待遇、求められるスキル、求人・中途採用情報、口コミ
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目次
リテール販売管理職で転職をするのなら、一流ブランドブティックの店舗運営に携わりたい…とお考えではありませんか。
日常的なお買い物をする空間とは別次元の高級感とVIP感を醸し出す一流ブランド店舗で、接客スタッフや、そこで開催するプロモーションイベントの企画立案、売上の管理などを一任される立場になれたら、輝かしいキャリアですよね。
今回はヨーロッパ系ラグジュアリーブランド・ハイブランドのリテールオペレーションマネジャーの業務や待遇、必要なスキルについて解説していきます。
欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドとは?
一口にラグジュアリーブランド・ハイブランドと言っても星の数ほどありますので、その中でも欧州系(ヨーロッパ発)ラグジュアリーブランド・ハイブランドに絞ってご説明しましょう。
代表的な欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドにはファッションブランドではルイヴィトン、グッチ、プラダ、サンローラン、ロエベ、エルメスやサルバトーレフェラガモ、ジュエリーブランドではヴァンクリーフ・アンド・アーペル、ロレックス、タグ・ホイヤーなどがあります。
どれも一度は耳にしたことのある著名なブランドばかりですね。ヨーロッパにはこのような名だたる高級ブランドが存在し、それらを本記事ではまとめて「欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランド」と呼称することとします。
欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドのリテールオペレーションマネジャーの主な業務内容を解説
欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドでのリテールオペレーションマネジャー業務とは、具体的にはどのような内容なのでしょうか。
これから転職を検討している方は、イメージと大きな相違がないようにきちんと把握しておきましょう。
適材適所の徹底
リテールオペレーションマネジャーは、店舗ごとの特徴を細かく把握し、売上を最大化するためのポイントを掴む必要があります。
その上で大切なのが、適切な店舗スタッフが配置されているかということ。スタッフのスキルや年齢層、雰囲気やチームワークのバランスを見ながら、きめ細かく対応するのはリテールオペレーションマネジャーの大きな役目です。
店舗のパフォーマンス向上サポート
店舗で販売スタッフが最大のパフォーマンスを出せるように、フォローアップするのもリテールオペレーションマネジャーの重要な役割です。
売上のデータ化と管理
すべてにおいて目的は売上をつくることなので、現場をきちんと管理した上で実質的な売上を確保する必要があります。
リテールオペレーションマネジャーは、日々の売上変動をチェックし、どのような変化がありどのような対応が必要になるかを瞬時に判断します。
在庫の管理
せっかく店舗のスタッフがお客様に製品の魅力をお伝えし、お客様の購入意欲が湧いても肝心の製品が手元にないようでは困りものです。
リテールオペレーションマネジャーは、常に在庫状況も管理し、スムーズに販売ができる店舗づくりにも注力します。
スタッフの育成
リテールオペレーションマネジャーは店舗全体、ひいては複数店舗の状態を把握して向上させることも業務の一環です。
その中でスタッフの成長レベルを考えながら、必要なトレーニングを実施したり、適当なアドバイスをしたりして育成していくことも大切な役割です。
リテールオペレーションマネジャーの年収・待遇
ここまで読んで、リテールオペレーションマネジャーの業務の守備範囲に驚かれたかもいらっしゃるでしょう。実際にマネジャーになると、様々なことを瞬時に理解し、判断できる能力が必要となります。
そしてそれに応じた待遇を得ることができるのもまた特徴です。経験やスキルにもよりますが、想定年収としては700万~850万円程度と考えておくと良いでしょう。
欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドのリテールオペレーションマネジャーに求められるスキルとは?
憧れの欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドのリテールオペレーションマネジャーとして採用されるには、どのようなスキルと経験が必要とされるのでしょうか。ご自身の現状と照らし合わせてみてくださいね。
ラグジュアリーファッション業界でのリテールオペレーション経験
店舗を複数管理することになる可能性もあるので、一般的に5年以上の経験を有する方が対象となります。
上級レベルのPCスキル
店舗の売上管理、店舗スタッフの管理、在庫の管理、そしてレポート業務など幅広い分野を正確にカバーするためにもPCスキルは欠かせません。
具体的には、以下のようなスキルが必要となるでしょう。
- ビジネスレベルのMicrosoft Word
- ビジネスレベルのMicrosoft Excel
- ビジネスレベルのMicrosoft Power Point
ビジネスレベルの英語力
外資系企業への転職では、例外を除けば基本的に高いレベルの語学力を必要とするケースがほとんどです。
本国に対してレポートを作成したり、直接電話で交渉をしたりする機会があり、日常会話程度の英語では歯がたたないからです。会話・読み・書きすべてがビジネスレベルである必要があります。
あれば尚良:部下の育成経験
店舗に勤務するスタッフやチームをまとめていく以上、これまで人材育成の経験がある方がよりスムーズに業務ができるでしょう。
欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドのリテールオペレーションマネジャーへの転職難易度
リテールオペレーションマネジャーの仕事は、人材の配置やマネージメント、スタッフのフォローアップ、売上・在庫などの数値管理など多岐に渡ります。
特に欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドの同ポジションの場合、一般的に5年以上の業界経験やリテールオペレーション経験と、ビジネスレベルの英語力が求められるため、転職難易度は高めです。
さらには、売上・在庫管理や人材の管理までを効率的に行うための高度なPCスキルや、マネジャー職の遂行に欠かせないマネージメント能力も必要であるため、スキルや経験の浅い人にとってはハードルが高く感じられるでしょう。
欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドのリテールオペレーションマネジャーの口コミ・体験談
ラグジュアリーブランド・ハイブランドのリテールマネジャーを経験された方のインタビュー記事があったので、一部要約してご紹介します。
ラグジュアリーブランド・ハイブランド・リテールマネジャー職
リテールマネジャーの仕事を通し、デザイナー交代によるリブランディング、商品カテゴリーの拡大など多くの経験が積めました。
リテールマネジャーの立場は、店舗の売上管理をするという点では店長職と同じですが、より長期的な戦略をたてて進めていく点が異なります。企業・事業全体の成長のために、改善事項に優先順位をつけて取り組んでいかなくてはなりません。
待遇面では、私の場合は以前のストアマネージャーのポジションのときと比べると、リテールマネジャーとなって待遇が数百万円あがりました。
ただ、店舗業務だけではなく、訪店・出張・ミーティングなども増えたため、時間の使い方が難しいと感じました。
店舗の改善点を現場に反映するためには、遠隔で指示したあとに経過も見ていかなくてはなりません。すべてにおいて仕組み化づくりを徹底することが、リテールマネジャーの役割だったと思います。
おわりに
ジュニアスタッフレベルでの転職ではあまり多くを求められない必須スキルも、マネジャークラスとなると業務内容が非常に幅広いため、条件的にも厳しくなっていることを痛感されたかと思います。
ただし、これらの条件はあくまで採用担当者が求めているものなので、エージェントの担当者とともにすり合わせて現状のあなたの持ちうるポテンシャルをプラスに伝える工夫をすれば、まだまだチャンスは残されています。
外資系企業への転職を手がけるエージェントは数ありますが、その中でもアズール&カンパニー株式会社(外資系消費財業界の転職・求人なら – アズール&カンパニー)は、欧州系ラグジュアリーブランド・ハイブランドへの転職に関する案件を数多く扱っているので一度相談してみても良いでしょう。