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外資系ファッションブランドのシニアアカウンタントに転職するには? 仕事内容や待遇、求められるスキル、求人情報

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アカウンタントとして勤務して培ったスキルで、そろそろシニアアカウンタントにキャリアアップしたいなんてお思いではありませんか?

アカウンタントとして十分に経験をしたのであれば、さらに一歩踏み込んだ業務にチャレンジしてみたいと思うのは当然です。

今回の記事では、シニアアカウンタントという業務の中でも特に華やかな印象を持つであろう外資系ファッションブランドのシニアアカウンタントに転職するにあたってのいろはをご紹介します。

外資系ファッションブランドとは?

外資系ファッションブランドというとどのようなブランドがあるかご存知でしょうか。カジュアルなデイリーブランドであればGAPやH&M、アバークロンビー&フィッチなどがその一例です。

少し価格帯があがるものですと、DIESEL(ディーゼル)、ラルフ・ローレン、マイケル・コースやモンクレールがあります。

男性に人気のダンヒルや、シューズブランドのトッズ、最近ではデザイナーがこの世を去ったケイト・スペードも外資系ファッションブランドの代表例です。名前を聞くだけでも働いてみたい!と思うようなブランドばかりですね。

外資系ファッションブランドのシニアアカウンタントの主な業務内容を解説

華やかなイメージを持つ外資系ファッションブランドですが、その中でもシニアアカウンタントして任される業務にはどのようなものがあるのでしょうか。具体的に紹介していきます。

資産・負債・売上・原価・費用計上

アカウンタントの業務ではあまり任されなかったであろう、資産や負債に関する業務も増えるのが特徴です。また取引内容の正確性・整合性のチェックもシニアアカウンタントの業務です。

予算編成・予実管理

シニアアカウンタントは、会社のお金の出入りを管理する中で、予算や予実に関しても管理をしていきます。

税務申告の資料作成・内部/外部監査の対応

税務に係ることはすべて把握し、いつでも資料を準備できる状態にあることがシニアアカウンタントの役割です。また内部・外部監査の際には矢面に立って説明をし、不足した資料はすぐに準備するのも大切な役目です。

その他

上記3つが主たる業務となりますが、他にも以下のような業務が加わります。

・固定資産管理
会社によって、オフィスのある土地や建物、その他店舗などの固定資産管理をする必要があります。

・売掛・買掛残高照会
会社のお財布を守る役割として、常に残高の把握をしておくのも業務の一環です。

・給与仕訳

・資金調達
これまで、アカウンタントとしてシニアアカウンタントの業務を見ていて、資金調達に関わりたい!と思われてきた方も多いでしょう。資金調達は財務の中でもインパクトのある業務です。

・マネージメントへのレポート作成
会社の中のファイナンス状況を明確にし、経営陣が会社の状況をすぐに理解できるような資料、場合に依っては本国へのレポートも作成します。

気になる待遇

シニアアカウンタントとして責任持って従事するには、日々のきめ細やかな努力と管理、およびこれまでの豊富な経験と知識を必要とすることがおわかりいただけたのではないかと思います。それでは待遇面について触れておきましょう。

求人募集を見る限り、外資系ファッションブランドでシニアアカウンタントとして従事すると500万~700万の収入になるケースが多いようです。

外資系ファッションブランドのシニアアカウンタントに求められるスキルとは?

外資系ファッションブランドのシニアアカウンタントに転職するには具体的にどのようなスキルが必要とされるのでしょうか。求人情報を見てみると、以下のようなスキル・経験・資格が求められるようです。

事業会社で○年以上の経理・財務経験

やはり、アカウンタント以上の業務を任されることになるので、アカウンタントとして事業会社で勤務した経験があることが最低条件となります。

ビジネス英語(読み書きともに)

ファイナンス部門で仕事をしていくと、本国からの問い合わせや、マーケティング部門からの資料請求などが頻繁にあります。

ファイナンスの部署には日本人しかいないとしても、当然本国やタブ所には外国人スタッフが多く存在し、必ずしも彼らが日本語でビジネスができるわけではありません。

外資系企業でファイナンス部門に従事するのであれば、ビジネスに困らないレベルの英語での読み書きが可能でないと日々の業務がままならないでしょう。

高度なビジネスツール能力

ファイナンス部門には「エクセル遣い」と呼ばれる人たちが多く存在するほど、日々の業務の中でMicrosoft Excelを多用します。在庫管理に少々使っていた、という経験程度では歯が立たないのです。

その他ERPやMicrosoft Word、資料作成にはMicrosoft Power Pointもビジネスレベルで使いこなせることが最低条件でしょう。

あるとプラスになる資格

USCPA(米国公認会計士資格)やIFRS会計基準の理解、およびそれに携わる業務の経験があることは大いにプラスになるでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。ファイナンス部門は、専門的な知識や経験を多分に必要とする業務なので、まったく異なる業種や専門からの飛び込みは非常に困難な業種と言えるでしょう。

しかし、一方でこれまでアカウンタントとして成長を続けてこられている方であれば、キャリアアップにもってこいのポジションです。

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