キャリアで勝負したいなら外資系転職!実力主義の環境の実際を大解説!
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目次
日本企業の最大メリットであった終身雇用制度が終焉を迎えた今、時代はキャリアという船の舵を「実力主義」という方向に向けて大きく切ったと言えるでしょう。
だからこそ、これまでのように日本企業で定年まで勤め上げるのではなく、ご自分の実力を外資系企業で試すことに意義があるとも言えます。この記事では、実力主義と謳われる外資系企業でキャリアを積んでいくことで得られることをご紹介します。
外資系企業における実力主義とは
実力主義とは、企業における勤続年数や年齢といった基準ではなく、業務の成果や実績評価する制度のことを指します。
仕事において、実力が重要視されるのは何も外資系企業に限った話ではありません。日系企業においても、実力のある社員こそ希望年収や希望職位を手にしているのが現実でしょう。
ただし、年功序列という意識は今現在まだ残存しています。入社してから年数である程度判断され、たとえ上司よりも優れた実績を出していたとしても、職位として上司を超えられるようなケースは稀です。
一方、外資系企業においては基本的に実力が”すべて”と言えます。実際に業務の中で成果を出せば、職位においても収入においても個として判断してもらえる環境が多く、また上司の年齢から判断して昇進が食い止められてしまうこともありません。
また外資系企業における実力主義とは、与えられた職責だけにとどまらず、新たなアイディアを発案して実行したり、圧倒的な成績をおさめることでも認められます。
真面目に取り組んでいるだけで評価されたり、ノルマをギリギリ達成できればセーフ、といった環境ではないのが特徴と言えるでしょう。
「実力主義」現場のメリット
「きつそう…」と少し腰が引けてしまう方も多いであろう実力主義の現場ですが、当然ながら大きなメリットがたくさんあります。以下にご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
その1:自分のペースで働ける
自分で成果を出せば認めてもらえる現場なので、周りのペースに合わせながら仕事をする必要が少ないのがメリットと言えます。
その2:優秀な人に囲まれた環境で働ける
新卒で入社してなんとなくそのまま勤務し続けているというのではなく、自ら選んで実力主義の世界で勤務してきた同僚とともに切磋琢磨していくことのできる環境です。
常に優秀な人物と成果を競い合うことで、自ずと自分のスキルも向上していくと言えるでしょう。
その3:若くても責任のある仕事ができる
外資系企業の特徴として「自ら経験をもとにスキルを磨いていく」という能力を求める傾向にあります。
すなわち、年齢がたとえ日系企業において若手と呼ばれるレベルでも、自分のスキルが十分についていて、かつ上司や同僚にもその成果を認めてもらえていれば、年齢にかかわらず様々な業務に責任を持って携わることができます。
その4:成果次第で昇給・昇進できる
年功序列の文化がないので、成果をあげた分だけ昇給や昇進が可能なのも実力主義の現場のメリットと言えるでしょう。
その5:モチベーションを高く保てる
自分の挙げた成果に基づいて評価されるので、その成果が高ければ高いほど自ずと評価も上がります。
より高い評価を得るためには自ら努力して成果を上げる必要があるので、常に高いモチベーションを保ちつづけることが必要になります。それにより、なおざりな働き方はしない姿勢を持ち続けられるでしょう。
「実力主義」現場のデメリット
ここまで読んで、「実力主義はメリットばかりだ!」と思うのは少し早計です。メリットが有るならば当然デメリットもありますのでご紹介します。
その1:多大なプレッシャー
実力主義という文字通り、実力がすべてとされる現場なので、常に強いプレッシャーを感じ続けることになります。
その2:孤独な戦いとなる
実力主義の現場では、個人プレーとなることが多いのも特徴です。自分との戦いになる場面も多いので、チームプレーでないと実力が発揮できない!という方は少し検討する必要があるかもしれません。
その3:居心地が悪くなる可能性も…
実力主義の現場で常にトップの成績を出し続けられる人はそう多くありません。思い描いたような結果が出し続けられない時に、会社に居場所がなくなってしまうというリスクもあります。
その4:激しい競争に負けてしまう
優秀な同僚に囲まれて働くことができるというメリットの裏腹に、優秀な同僚に追いつけなくなってしまうというデメリットもあることを忘れてはいけません。
その5:年下の上司…
もし自分よりも年齢が下で、さらに優秀な人物がいた場合、その人が自分の上司となりうるのが実力主義の現場の辛いところです。
「実力主義」現場で生き残るために
ここまでメリット・デメリット両方をご紹介してきました。外資系企業への転職は明暗が分かれるなと感じられた方もいらっしゃることでしょう。しかし大切なのは、どんな環境下でもそこで生き残るための術を考えることです。
実力主義の現場において大切なのは、「誰にでも好かれる曖昧なキャラクター」ではありません。会社での人間関係を悪くする必要はまったくありませんが、お人好しの性格では生き残れないでしょう。
常に自分の目標が何であるのか、そのために今どのような行動をするべきなのか、より強く意識をしながら仕事をするようにしましょう。
同時に、仕事以外で息抜きをして、仕事の時間には全神経を集中させられるようなリフレッシュ方法も身に着けておきましょう。週末にしっかりと元気をチャージして、平日はきっちりと結果の出せる働き方こそが実力主義の現場では欠かせません。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
「実力主義」という響きに憧れを持つ方も、恐れを抱いてしまう方も、そのメリット・デメリットを今一度確認してみていただけたのではないでしょうか。ご自分のキャラクターや現状のスキルに見合っているかを見定める参考になっていれば幸いです。