受け身では受からない!外資系企業への転職成功者が実践する必勝法「逆質問」を解説します!
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目次
何かと自己アピールが重要視される外資系企業への転職において、「面接で印象的な爪痕を残す自信がない…」と後ろ向きな気持ちになってはいませんか?
日本人は元来とても控えめな性格の人が多いので、自信満々な態度で自己PRをしなくてはならないような場面は苦手とおっしゃる方が多いのが現実です。しかしながら、そんな面接を避けていてはいつまで経っても外資系企業への転職は近づいてきません。
そんなときに活用したいのが、「逆質問」です。外資系企業の採用担当者の心をつかむ面接にするためのテクニックをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
「逆質問」で勝つ!
外資系企業の面接において大切となるポイントが何であるかをご存知ですか?大きくまとめると以下4点がもっとも重要なポイントとなることを先に覚えておきましょう。
- 他の候補者とひと味違うエッセンスとなる逆質問
- しっかりと歯を見せた笑顔
- すっきりとまとまった考えに基づいた回答
- 経験に基づいた自信あふれるプレゼンテーション
他の候補者とひと味違うエッセンスとなる逆質問
外資系企業を転職先として志望してくる方は、学歴、語学力、保有している資格をはじめ、これまでのキャリアで経験してきたエピソードなどに当然のように自信を持って挑んでいます。
外資系企業の採用の場合、採用担当者が求めるスペックはとても細かく決まっています。採用する企業の求める人材像にマッチする条件を有していない限り、まず門前払いと思っておいたほうが良いでしょう。
そのようなスペックをほぼ完全に満たした候補者たちの中で、自分がひときわ目を引く人物となるためにはどのような工夫が必要だと考えますか?
その工夫こそが「他の候補者と一味違うエッセンスとなる逆質問」です。
しっかりと歯を見せた笑顔
外資系企業は、日系企業よりも「見栄え」を重要視する傾向にあると言われています。これは美男美女である必要があるという意味ではなく、優れた社員は身だしなみをはじめとした健康管理、清潔感を有しているものであるという価値観があるからです。
その価値観を簡単に表現するのが「歯を見せた笑顔」です。日本人はあまり歯を見せず、またなかなか笑顔を浮かべない傾向にあるので、健康そうな歯がのぞく笑顔で面接を受けるだけでもかなりの印象アップにつながります。
きちんとケアされた口元は、全身の中でもとくに小さなエリアであり、そのエリアをケアしている姿勢からは高い美意識を感じさせます。そしてそのようなきめ細かな美意識は、仕事における美意識の高さや几帳面さ、そして健康への意識をうかがわせるので好印象を与えるのに欠かせないポイントです。
すっきりとまとまった考えに基づいた回答
良い面接を具体的にイメージするのはとても難しいですが、悪い面接は容易にイメージできますよね。その中でも、とくに「長々と中身の無い話をしてしまう」という悪い面接は、たとえそれまでの印象がとても良かったとしても一気に評価を下げてしまうものです。
面接とは、自分という商品をお客様に売り込む商談における重要なプレゼンです。事前に不備の内容に準備を重ねておくことは当然のことであり、受け手にわかりやすい伝え方をするという工夫もまた当然の準備であることを忘れずにいましょう。
経験に基づいた自信あふれるプレゼンテーション
外資系企業においてもっとも功を奏さないのは「経験はありませんが、これから目いっぱいがんばります!」という熱意が空回りした自己PRです。
日系企業においては、がむしゃらに頑張るという体育会系のノリが評価されることもまだまだありますが、外資系企業においては経験とスキルがすべてです。
これまでの業務の中で培ったスキルを具体的に伝え、入社した暁には企業にとってどれだけの利益を与えることができるのかを明確に伝えましょう。大切なのは「その経験とスキルに誰よりも自信がある」という姿勢です。
受け身な態度は好まれない?
面接官の「なにか質問はありますか?」という質問に対し、日本人はあまり積極的に質問をしない傾向にあります。
「すでに相手が話していた内容だったらどうしよう」、「こんな質問をして、墓穴を掘ったらどうしよう」と悩む気持ちもわかります。しかし、それでは外資系企業の採用担当者の目には止まりません。
外資系企業で勤務する上で大切なのは、積極的に自分からコミュニケーションを図ろうとする姿勢です。せっかく難関の書類審査を通過して勝ち取った面接の場で、早速コミュニケーション能力の低さを露呈してしまっては元も子もないですよね。
質問する、という行動をわからないことがあるがゆえと捉えてしまわずに、コミュニケーションの一環としてするものだと捉えてみればよいのです。
ポイントを絞った逆質問をしよう
外資系企業において質問をするということはコミュニケーションの一環であるとお伝えしました。少しは採用担当者や面接官に対して質問するハードルが下がったのではないでしょうか。
そこで、面接でしっかりと爪痕を残すためのもうひと工夫をお教えしましょう。それが先にご説明した「逆質問」です。具体的にはどのような質問が良いのでしょうか。
前向きな内容
企業に対して聞いておきたいポイントは多々あるでしょう。しかし、時間も限られており、また自分の印象を左右させるものでもあるので慎重さが必要となります。基本的には前向きな内容を選びましょう。
- ご縁があった場合、入社までに補っておくと良いことはありますか
制度や給与など、書面でも十分に確認できるような内容ではなく、人間同士がコミュニケーションを通じてのみ知りうることのできる内容を選んで逆質問ができれば、その会話ごと記憶してもらえます。
仕事に対する姿勢を伺わせる内容
逆質問をする場合、気をつけたいのが企業に対して疑問点をぶつけるだけの質問になってしまうことです。自分はあくまで入社を希望してう身であることを忘れずに、有効な逆質問をしてみましょう。
- 私の年齢で活躍されている社員の方は、どのようなスキル・経験をお持ちですか
自分と同じ年次の社員がどのような仕事を任されているかを知るということは、大きなモチベーションにつながりますよね。自分で目標を具体的に設定してモチベーションをあげることのできる人物は外資系企業において高く評価されます。
人間味を感じさせる内容
いくら頭脳明晰で仕事熱心でも、人間として魅力を感じてもらえないと面接でのポイントはつきません。「この人は同僚や上司ともうまくやっていける人物だな」と評価してもらうことも、内定への第一歩です。
- 社員の方に共通するキャラクターや価値観を伺えますか
このような業務への姿勢やスキルといったかしこまった内容ではない、温かみのある質問で場を和ますことができればなおよしです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
外資系企業への転職を希望している方は、どの方もスキルや経験が豊富で甲乙つけがたい履歴書と職務経歴書を提出しています。
その中で、ぐっと採用担当者の心をつかんで入社へのチケットを手にするためには、面接でのひと工夫が欠かせません。今回はその中でも「逆質問」をご紹介しました。備えあれば憂いなし、今から面接に向けてどんどん準備を進めていきましょう!