キラリと輝く人材!外資系企業に転職するなら確実に身に着けたい自己PR術とは?
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目次
外資系企業への転職を目指す以上、確実に志望している企業に入社できるようにしたいとお考えですよね?
転職活動が長期化することが一概に悪いこととは言えませんが、できることならば短期間でビシッと希望している企業・業種に収まった方がキャリア構築の面でもプラスが多いでしょう。この記事では、それを実現するためにも確実に知っておきたい自己PR術をご紹介します!
転職の面接で採用担当者が見ているポイント
外資系企業への転職活動の中で、自己PRをする機会はおおよそ3回あります。
- #1 履歴書・職務経歴書を通して
- #2 採用担当者との面接を通して
- #3 役員など上層部との面接を通して
この3回の中でしっかりと正しい方法で自己PRすれば、内定が夢に終わることはないでしょう。ただし、志望している企業のカラーにバッチリ合わせて自己PRすることが大前提となります。
#1 履歴書・職務経歴書を通して
外資系企業へ転職希望の場合、すでにご存知の方が多いと思いますが用意する書類は以下の2種類です。(起業によって多少の違いはありますので必ず確認しましょう。)
- 履歴書(日本語・英語)1通ずつ
- 職務経歴書(日本語・英語)1通ずつ
日本語で作成する場合には、市販の履歴書・職務経歴書のフォーマットを使用して作成する方法もありますが、英語で作成する場合にはイチから自分で作成することになりますので、こちらの記事を参考にして作成しましょう。
参考:
【完全版】転職するのに知らなきゃ遠回り!?外資系企業の目に留まる履歴書の書き方 | 転職百花 女性の活躍を応援する転職ノウハウ情報サイト
門前払いされる前に…外資系企業に提出する英文履歴書の書き方大解説 | 転職百花 女性の活躍を応援する転職ノウハウ情報サイト
外資系企業に転職を検討している方必見!英文履歴書(英文レジュメ)を作成する際の基礎知識とポイントをご紹介 | 転職百花 女性の活躍を応援する転職ノウハウ情報サイト
外資系企業とひとくくりに言っても、アメリカ系企業、ヨーロッパ系企業かによって注視するポイントが違ってくるので注意が必要です。
- アメリカ系企業の場合にはこれまでの業績・成績・評価を重視する傾向にある
- ヨーロッパ系企業の場合には個人レベルでの職務経歴を重視する傾向にある
業界を絞って企業は広く検討しており、いずれの企業も志望している場合にはこれらのポイントを強調するようにすると目に留まりやすいと言えます。
#2 採用担当者との面接を通して
転職活動をする上で、履歴書・職務経歴書という第一関門を突破すると訪れるのが面接という壁です。せっかく第一関門をくぐり抜けたのですから、絶対に次も突破したいですよね。そのためにはコツを知っておく必要があります。
外資系企業において、日系企業では模範的な回答とされ面接にありがちな「御社とともに成長していきたいです!」という姿勢は評価されません。控えめな姿勢は自信のなさにつながると考えられるからです。
日々自信満々に振る舞うことの少ない日本人にとっては少し難しいポイントかもしれませんね。
「成長するための努力のできる人間である」という自己PRも不評です。実力主義で成果主義の外資系企業において、自分自身で努力を積み重ねて評価につなげることは至極当たり前のことであり、取り立てて面接でアピールするような内容ではないからです。
#3 役員など上層部との面接を通して
意外と思われる方も多いかと思いますが、外資系企業においては「企業のカルチャーへの理解度」というものが重要視される傾向にあります。
スキルやそのスキルに関しての自身があることはいわば当たり前のことなので、上層部との面接においてそのような内容のアピールは不要です。
求人情報にも明記されていることが多々ありますが、外資系企業では企業のカルチャー、スピード感、チームワークなどが重要視されることが多く、それらをすぐに受け入れて自分のものにできる柔軟性や適応能力があるかどうかをメインにアピールすると良いでしょう。
勘違い自己PRは絶対NG
ここまでご説明した通り外資系企業の採用担当者は、謙虚で成長のための努力を欠かさないことを強みとしている人物よりも、自信を持って自分自身をアピールして売り込む人物の中から採用候補者を検討するということがおわかりいただけたのではないかと思います。
ここで勘違いしてほしくないのは、「根拠もなく自信を持っているタイプ」を外資系企業は必ずしも評価しないということです。
控えめすぎてアピール力の低い人物はもっての外ですが、これまでこれといった経験や経歴、それに基づいて培われたプロジェクトマネージメントのスキルなどがまったく見当たらないにもかかわらず、「絶対にプロジェクトをマネージして結果を残せます!」といったアピールには採用担当者も閉口することでしょう。
大切なのは、「少しダイナミックに自分をアピールすること」であり、出来もしないことをできるように話したり、根拠のない自信をアピールすることではありません。
履歴書の内容と整合性はある?
自分を等身大の自分よりも少し魅力的に見せるために、自信あふれる自己PRはとても大切ですが、その内容は必ず履歴書の内容と整合性が取れていないといけません。
採用担当者は、あなたと面接をするよりも前にまず履歴書・職務経歴書に目を通します。その内容に魅力を感じ、採用ポジションに該当する人物であると感じたからこそ面接の機会を設けたのです。
いざ面接をしてみたら、履歴書・職務経歴書に記されている内容とは程遠い人物であったり、書面以上の魅力が見当たらない人物であった場合には当然ながら採用は見送られます。
面接の段階になる前に、必ず自己PRの内容が履歴書。職務履歴書に記されている内容にそくしているかを確認し、何を一番にアピールすれば魅力的に思ってもらえるかをよく考えておきましょう。
自己PRで心配になったら
外資系企業へ転職をしたい場合に、どの場面でどのようなアピールをすれば良いかわかっても、その自己PR方法が本当に正しいのかわからず、なかなか実際の面接で実践できないとおっしゃる方も中にはいらっしゃいます。
これまでの経験から培うことのできたスキルや、業務を通して身につけた経験値などをしっかりとアピールし、さまざまな問題に対して迅速に対応でき、どのような環境でも柔軟に意見を受け入れスムーズなコミュニケーションを心がけることのできる人物であることをきちんとアピールする上で、自分の自己PRには何が欠けているかを探しましょう。
その工程をした上で、まだ自己PRの内容に心配がある場合にはやはり転職エージェントの担当者に聞いてみるのが近道なのではないでしょうか。等身大の自分よりも少し魅力的に映る自己PRの方法を彼らは熟知しています。
さいごに
転職活動は筆記試験のように猛勉強して暗記した内容を記述できれば合格となるものではありません。これまで築き上げてきたもの(キャリアにおけるスキルや経験)をいかに魅力的に伝え、採用担当者の心を掴むかにかかっています。
それを実現するためには、書類の段階からしっかりと自己PRができ、またそれがしっかりと採用担当者に伝わるような工夫を凝らしておくことが欠かせません。