外資系大手卸売企業のアカウンタントに転職するには？ 仕事内容や待遇、求められるスキル、求人情報
目次
転職するなら絶対に外資系企業がいい！と思っている方は多いものですが、実際にその転職に向けて行動しているという方は少ないのではないでしょうか。
キャリアにおいて大きな前進になるにもかかわらず、足踏みしてしまうのはなぜなのでしょうか。多くの方は転職するにも外資系企業は情報が少なすぎるといいます。
そんな方々のために、この記事では実際の求人情報を例に挙げて、業務内容・待遇・必要となるスキルを解説します。転職活動を始めてみようと思っていた方はぜひ参考にしてみてくださいね！
外資系大手卸売企業とは？
外資系大手卸売企業と聞いた時に、どのような企業をイメージされますか？
今回この記事でご紹介する外資系大手卸売企業は、ドイツに本社を置き、世界30ヶ国に750店舗以上の大型の店舗を展開している流通卸・小売をしている企業です。
食料品をはじめ店舗用品、生活雑貨など食に関するプロフェッショナルのニーズに答えるあらゆるグッズを卸売価格で販売しています。
現状、外資系小売企業は厳しい経営状況にある中、こちらの企業は安定した成長を続けることができていることも大きな特徴と言えます。
外資系大手卸売企業のアカウンタントの主な業務内容を解説
安定した成長を遂げることのできている外資系企業であれば転職先の候補として検討する上でも安心ですよね。それでは次に実際の業務内容について紹介していきます。
売掛金管理業務
アカウンタントというポジションでは売掛金管理は主な重要な業務となります。具体的には、
- 売掛金請求書発行、PDF 保存、発送
- 売掛金関連データアップロード、仕訳計上
- 売上管理レポート作成
- 売掛金遅延について店舗への通知・フォローアップ
- 未入金カスタマー、システム上売掛取引停止
- 債権回収会社の窓口、やりとり担当
- リベート入金遅延（滞留債権）リストの作成・配信
- 債権保険会社・保証会社への申請
- 与信レポート取り寄せ
- シェアードサービズセンター（インド）とのメール・電話でのコミュニケーション
といった業務を担当することになります。それ以外にも携わる業務は以下のようにあります。
決算・監査・税務申告サポート
- 税務申告申請書・納付書ファイリング
- 仕訳計上補助
- 各種届出書作成補助（異動届け・外国免税届・支払調書など）
- 担当業務についての監査対応
アカウントとして監査に関する知識を生かす場面がとても多いことがおわかりいただけるでしょう。
気になる待遇
経理や会計についての知識が一定以上必要となるこちらのアカウンタントというポジションの場合、待遇はどのようなものなのでしょうか。早速見ていきましょう。
- 正社員として雇用
- 年収の目安は400~600万円
- 各種社会保険完備
- 確定拠出年金制度導入
- 入社研修制度あり
- 産休・育休制度あり（実際に取得した社員実績あり）
- 年間休日123日
- 完全週休2日制（土・日・祝は休み）
- 年末年始休暇
- リフレッシュ休暇制度導入
産休・育休制度も完備されており、またリフレッシュ休暇なども設けられているので、今後育児をスタートされる方にとって嬉しい環境といえますよね。
外資系大手卸売企業のアカウンタントに求められるスキルとは？
充実した業務内容、そして福利厚生面でも恵まれている環境であることはおわかりいただけたのではないかと思いますが、それだけのメリットがある分、求められるスキルも高いのではないかと心配になられているのではないでしょうか。
求人案件情報ではどのような人物を対象にして募集していたかをご紹介しますので、現在のご自身のスキル、今後成長させたいポイントを踏まえて照らし合わせてみてくださいね。
- 四年制大学卒業以上の学歴
- 経理業務経験が5年以上あること
- Microsoft Excelにおいて中級以上のスキルがあること（具体的にはvlookup,sumif,pivot tableの活用など）
- ビジネスレベルのPCスキル（前述のExcel、Access、PowerPointなど）
- SAPを使用した経験があれば尚可
- 簿記2級以上の資格保有者歓迎
- 外資系企業での経理業務経験があれば尚可
- 流通業界での就業経験があれば尚可
- 読み書きができる英語レベル
- 協調性があること
- チームの一員として同僚をサポートしながら業務遂行できる方
- 自分の経験・可能性をスキルアップにつなげられる方
- 新しいことに対して前向きな姿勢を持った方
会計士や税理士の資格が必須ではない求人案件なので、これまで経理部などでの就業経験があれば比較的身近なスキルばかりなのではないでしょうか。
この企業においてはチームワークをとても大切にしており、外資系企業に多い個人主義的な働き方よりは、チームメンバーを支えながら成果を出していくというスタンスを大切にしている文化があります。
おわりに
外資系企業に転職する場合、大切になるのは
- スピーディーな行動力
- 自己アピール
- 要領よく進めていくクレバーさ
の3つといえます。
すでにそのどれも身に着けているという方でなければ、転職におけるプロフェッショナルである転職エージェントのちからを借りながら進めていくほうが結果につながりやすいでしょう。
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